「ダークナイト」はアメリカンコミックの「バットマン」を原作にした実写映画で、映画「バットマン・ビギンズ」の続編にあたる作品。

監督は「バットマン・ビギンズ」の他に「インソムニア」「メメント」などの監督を務めたクリストファー・ノーラン、主演のバットマンはクリスチャン・ベール、悪役のジョーカーを公開前に28歳で逝去したヒース・レジャーが演じ、第81回アカデミー賞助演男優賞を受賞した。

「ダークナイト」では、ジョーカーが仕掛ける殺人ゲームの中で人々を恐怖で支配し、人の心の危うさを露呈させ正義と悪の二面性、表裏一体を緻密に描き、高い評価を受け大ヒットとなった。

それでは、映画「ダークナイト」のネタバレあらすじや感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。

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映画「ダークナイト」の作品情報

【公開日】
2008年8月9日

【上映時間】
152分

【監督】
クリストファー・ノーラン

【脚本】
クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン

【出演者】
ブルース・ウェイン(バットマン):クリスチャン・ベール
ジョーカー:ヒース・レジャー
ハービー・デント:アーロン・エーカット
レイチェル・ドーズ:マギー・ジレンホール
ゴードン警部補:ゲイリー・オールドマン
アルフレッド:マイケル・ケイン
ルーシャス・ファックス:モーガン・フリーマン

映画「ダークナイト」のネタバレとあらすじ

ゴッサムシティにある銀行に、ピエロのメイクをした強盗団が押し入る、マフィアの金を奪い逃走しようとするが、強盗団は裏切り合い仲間たちで殺し合い、最後に生き残った男がジョーカーであり、ここからゴッサムシティは恐怖と混沌の世界に呑み込まれていく。

バットマンはゴードン警部補と共に町の犯罪撲滅に手を組んでおり、今回そこにゴッサムシティの地方検事のハービー・デントが加わる、彼は人々からの人気も高く「光の騎士」と呼ばれていた。

ジョーカーはマフィアを手下にして人々の心を弄び正義と悪を揺るがす殺人ゲームを始める…。

そのジョーカーの殺人ゲームによりハービーの恋人でバットマンの幼馴染のレイチェルも犠牲になってしまい、その事がきっかけでハービーも悪の道へ…。

バットマンは死闘の末ジョーカーを捉えるが、ゴッサムシティの為にハービーの悪事を全て被り警察へ追われる身へと自らなってしまう。

恐怖の道化師ジョーカーの出現

ゴッサムシティの銀行にピエロのマスクを被った男たちが強盗に入る男たちは素早く金を盗み逃亡しようとするが、直前で裏切り合い仲間内で殺し合う、そして最後に残った男はマスクを脱ぐ、白塗りの顔に大きく裂けた口のメイクをしたジョーカーの登場だ。

ジョーカーはそのままスクールバスで逃亡する。

ゴッサムシティではバットマンが今日もバットマンスーツに身を包み、バットマンモービルで駆けつけ犯罪者たちと戦っていた。

バットマンは犯罪撲滅の為、ゴードン警部補と手を組み、街を守っており、市民からはヒーローと称えられていたが、正体を隠して勝手に制裁を加える無法者とされ逮捕を望む声もあった。

バットマンの正体をブルース・ウェインだと知っているのは、執事のアルフレッド、バットマンの右手としてサポートしてくれているルーシャス・フォックス、そして幼馴染のレイチェルのみである。

その頃、バットマンことブルース・ウェインは自社ウェイン社の会議に出席しており、ラウ投資ファウンドとの合弁事業のプレゼンを受けていた。

プレゼン後、急成長を見せるラウの会社には帳簿外の資金がある恐れがあるとフォックスが指摘すると、あっさり合弁事業は中止しようと指示をだした。

ゴッサムシティの光の騎士ハービー・デント

ゴッサムシティでは優秀な地方検事ハービー・デントが堂々と悪を裁き、市民から絶大な支持を得て「White Knight(光の騎士)」と言われており、現在レイチェルと交際をしている。

ゴードンとハービーはマフィアのマネーロンダリングを捜査しており、5つの銀行がマフィアと関与している事を掴んでいた、今回ジョーカーが襲った銀行もその一つだ。

ハービーはバットマンとゴードンの関係も見抜いており協力させて欲しいと申し出る。

ブルースは偶然を装い、レイチェルとハービーのディナーを共にし、ハービーの腹の中の探りを入れるが、ハービーはバットマンをこの街に必要だと肯定し、ブルースはハービーの資金集めのパーティーを開く事を約束する。

ジョーカーの提案

その頃、マフィアたちは、銀行が襲われ、資金が盗まれた事、警察の手が銀行に伸びてきている事を懸念し話し合っていた。

そして、実はマフィアたちとラウ社長は手を組んでおり、マフィアたちの金を自分の会社に預け、ラウ自身は捕まらない様に香港に逃げれば金も大丈夫だと提案する。

そこに、ジョーカーが現れ、銀行がばれ、ここまで追い込まれたのはバットマンの所為だと話し、資金の半分と引き換えにバットマンを殺してやると持ち掛けるが、マフィアたちは怒り一蹴するが、リーダーのギャンボルに「気が変わったら連絡してくれ」と去って行く。

その頃、警察庁の屋上でゴードン、ハービー、バットマンはマフィアの財布を潰し、一掃する為にはラウの証言が必要だと話合い、バットマンが中国に逃げたラウを捕まえて来る事に。

ブルースはバカンスを装いつつ、香港のラウの会社へフォックスを派遣し携帯電話を持ち込ませ社内を探らせる。

その頃、マフィアのリーダーギャンボルはジョーカーにあっさりと殺されてしまい、マフィアたちは恐怖からジョーカーと手を組む者も出て来た。

その夜、ブルースはバットマンに扮し、ラウの会社に乗り込みラウを生け捕りにし、ゴッサムシティまで連れて来て、警察署の前に縛ったまま放置しゴードンへ引き渡す。

その後、ラウの証言で一気に549人ものマフィアを一網打尽にする事が出来た。

ジョーカーとの直接対決

ジョーカーはバットマンが正体を晒し名乗り出ない限り、市民を一人一人殺していくと宣言し、既にバットマンの格好をした一般市民を殺して市長庁に死体を吊り下げた。

その映像がニュースで全国に流れ、そして次のターゲットは市警本部長、判事、そしてハービー・デントを殺すと予告を残した為、ゴードンは3人の身柄を確保し守る事に。

しかし、判事は爆殺、本部長は毒殺されてしまう、その頃、ハービーはレイチェルと共にブルース主催の資金集めのパーティーに参加していた。

ブルースはゴードンから連絡を受け、ハービーを守る為、無理やり気絶させレイチェルと共に、安全な部屋へ閉じ込める。

その間に、ハービーを探しに武装したジョーカーたちがパーティーに乱入してきた、一人の男が「お前の脅しには屈しない」とジョーカーの前に立ちはだかるが、「親父に似ている」と言われナイフを突きつけられる。

そこに、「止めなさい」とレイチェルが止めに入るが、顔を掴まれナイフを突きつけられる、そこにバットマンが止めに入る。

バットマンにジョーカーは襲い掛かるが劣性になった所でレイチェルを人質に取り、「マスクを取れ」と脅し、レイチェルを窓から投げ捨てる。

バットマンも窓から飛び出し何とか彼女を守った。

ジョーカーの標的

その後、あるアパートで2人の男が殺される、男たちの名前はリチャード・デントとパトリック・ハービー、2人合わせるとハービー・デントとなる、バットマンも現場に現れ手がかりを探すが、警察の中には、こうなったのはバットマンの所為だと言う人もいた。

そして、現場に置いてあった新聞から次のターゲットは現市長のガルシアだと判明した。

数日後、本部長の告別式が開かれ、市長が挨拶をする時を見計らって、警察に化けていたジョーカーが姿を現し、ゴードンが身を挺して市長を守り、ゴードンは銃弾に倒れ犠牲となってしまう。

さらに、ハービーは現場に残された手がかりから、次の標的は彼女のレイチェルだと知る。

警察はゴードンの家族に彼の死を妻バーバラに知らせる、バーバラは、こんなことになったのはバットマンの所為だと涙を流す。

ハービーはレイチェルにゴードンが殺された事を告げ、次に狙われるのはレイチェルだと伝え、安全な所に身を隠す様にと言い、ブルースの所に身を置くことに。

そして、ハービーは告別式の時に捕まえたジョーカーの手下から情報を聞き出そうとするが、口を割らず、コイントスで殺すか生かすかを決めようとするが、バットマンが止めに入り、「俺とは違い、堂々と悪と戦う君はゴッサムの希望の星だ」と説得し、さらにバットマンは正体を現す為に明日、記者会見を開いてくれと頼む。

ジョーカー捕獲作戦

次の日、ハービーは記者会見を開き、そこへ正体を現す為、ブルースも待機する…会見の中でハービーは「戦うべきなのはジョーカーで、ジョーカーを恐れて彼を差し出すのか?」と説くが、バットマンが正体を見せないから、ここまで最悪の事態になったと市民たちは怒りの矛先をバットマンに向ける。

ハービーは「夜明け前が一番暗い、夜明けは必ず来る。」と宣言し、突如、自分がバットマンだと名乗り出る。

ハービーはブルースの代わりにバットマンだと名乗り出、警察へ連行されてしまう、これはジョーカーをおびき出す為ハービーがしかけた罠であり、ブルースもそれに気付く。

その後、レイチェルはアルフレッドの元へ訪れ、ハービーが連行されるのを、ブルースは黙って見ていたと非難し、アルフレッドにブルースに宛てた手紙を託し、渡すタイミングは任せると言って去っていった。

ハービーを護送していると、横に並走してくるトラックが…そこにはハービーの思惑通りジョーカーが乗っており、襲撃して来るが護送車は防弾の為、中々破壊できず、とうとうバズーカーで車を狙うと、その時、バットマンモービルに乗ったバットマンがやって来てバズーカーを自ら受けハービーを守る。

ジョーカーは、ハービーを追い続け、そして追い詰めるが、そこに追ってきたバットマンが追い付き、ジョーカーの乗っていたトレーラーを横転させた。

対峙するバットマンとジョーカー。

ジョーカーは挑発し、バットマンはジョーカーに向かってバイクを走らす…寸前の所でかわし転倒する。

ジョーカーは転倒したバットマンに馬乗りになりナイフを振り上げたが、背後にいた男に銃を突きつけられる…その男は死んだと思われていたゴードンだった。

ゴードンはジョーカーを追う為、殺されたフリをしていたのだった。

ジョーカーは捕まり留置所に入れられる、ゴードンは家族が待つ家へ帰り、驚く妻、幼い息子との久しぶり再会に喜ぶ。

ジョーカーのゲーム

ゴードンの元に連絡が入り、ハービーが帰って来ず、行方が分からないと…ゴードンはジョーカーを取調室に連れて行き、ハービーの居場所を聞き出そうとするが、口を割らず、そこにバットマンも現れ、ゴードンと交代する。

ジョーカーはレイチェルの名前も出し2人を別々の所に監禁しており、バットマンに「どっちを殺すが選べ」と2人のそれぞれの居場所を告げた。

バットマンはレイチェルを、ゴードンはハービーを助けに向かった…。

ハービーとレイチェルは別々に爆弾が仕掛けられた所に監禁されており、お互いの声が聞こえる様に電話が繋がっていた。

バットマンが教えられたレイチェルの場所に着くと、そこにはハービーがいた、ジョーカーは2人の居場所を逆に教えていたのだった。

ハービーは、なぜこっちに来た!レイチェルを助けろとバットマンに言うが構わずハービーを助け出す、その時、2人の監禁場所が同時に大爆発を起こし、レイチェルは間に合わず死んでしまい、ハービーは間一髪で助かるが顔の半分に大やけどを負ってしまう。

善と悪トゥーフェイスの男

レイチェルの手紙には、ハービーを選び彼と結婚する決心と、あなたがバットマンの仮面が脱ぐ時が来たら、友人として傍にいる事を誓うわと書いてあった。

アルフレッドは手紙を読みブルースに渡そうとする、ブルースはレイチェルを亡くした悲しみに苛まれるが、レイチェルは自分を選んでくれたと信じていた…その気持ちを知り、アルフレッドが手紙を渡す事は無かった。

その頃、ジョーカーは留置場にいたラウを連れ逃走を図る…ゴードンは、ジョーカーは留置場に入る為、わざと捕まったのだと気が付く。

ハービーは入院しているが、左顔にやけどを負い見るも無残な姿に、そしてレイチェルを亡くした悲しみに暮れる…激痛にも関わらず薬も飲まず、皮膚移植も断り、昔呼ばれていた、あだ名「トゥーフェイス」となり、一転し正義を憎む様になる。

ジョーカーはマフィアから集めた金をラウと共に燃やし、お前らは金の亡者だと非難し、新しいゲームを始めると…。

そして、テレビのニュース番組にはバットマンの正体に気付いたウェイン社の会計士リースが出演し、バットマンの正体を暴こうとするが、そこにジョーカーが電波ジャックをし、「リースを60分以内に殺せ。殺せないと市内の病院を爆破する」と言い放つ。

その直後からテレビ局に押し寄せて来た民衆にリースは命を狙われ、ゴードンがリースをテレビ局から助け出し警察車両で安全な所へ移動させようとするが、その車内には家族が市内の病院に入院中の警察官がおり、リースの命を狙おうとしていた。

市内には他にも、リースの命を狙っている民衆が警察車両に体当たりしようとしていたが、ブルースがランボルギーニで駆けつけリースの命を守る。

その頃、ハービーの元にジョーカーがやって来て、レイチェルの死には直接手を下してない、彼女を直接死に追いやった者たちがいる…自分はただの混沌の使者だと告げ復讐心を煽り…病院を後にする。

その後、ジョーカーは総合病院を爆破しバスを乗っ取り、テレビ中継で市民に「ゲームには参加してもらう」と呼びかけ、そして「橋とトンネルには用心しろ」と警告し、街から逃げ出せない様にする。

その頃ハービーは病院を抜け出し、ダブルフェイスとしてレイチェルの死に関与した者を抹殺しに行く…まずはマフィアと手を組み、自分を誘拐したワーツ刑事を始めとし、次々と殺しを行っていく。

バットマンはゴッサム中の携帯を盗聴し、ジョーカーを探し出す。

警察たちは船で、住民たちと囚人をそれぞれの船で避難させようとしたが、なんとその二艘の船にはジョーカーが爆弾を仕掛けていたのだった…。

ジョーカーは新しいゲームとして、午前12時になったら両方の船を爆破させるが、それぞれの船に、もう一方の船の起爆装置を持たせ、先に相手の船を爆破させれば助けてやると言い放ち、市民と囚人たちを絶望的な状況へ陥れる。

夜明け前

ハービーはレイチェルの誘拐に手を貸したのは警察のラミレスという事を掴み、ラミレスを使って、最後の標的ゴードンに復讐する為、妻と息子を外へおびき出し人質に取り、ゴードンにレイチェルが死んだ場所に来いと電話する。

その頃、バットマンはジョーカーのいるプルイットビルに向かう、ビルにはピエロの格好をさせられた50人の人質たちがいた。

その頃、船では市民たちが起爆装置を押そうとする、一方の囚人たちの船では、もっと早くこうするべきだったと一人の囚人が起爆装置を窓の外に投げ捨てる、市民たちもスイッチを押す事ができず、両方の船はスイッチを押さないという選択をしたのだった。

ジョーカーと対峙するバットマン、ジョーカーは船が中々爆破しない事に苛立ち、両方の起爆スイッチを押そうとするが、バットマンに阻止され、捕えられた。

そして、ハービーはゴードンの息子に銃を突きつけ、ゴードンを脅し、殺そうとしている所に駆け付けたバットマンに止められ、取っ組み合いになり屋上から落ちて死んでしまう。

ゴードンは希望の光だったハービーが悪の道に落ちてしまった事に落胆するが、バットマンは焼けただれたハービーの顔を綺麗な顔に向き直し、「彼には光の騎士のまま死んでもらう」とハービーの罪を自分か全て被る事にする。

ゴードンは止めるが、ゴッサムシティには信じられる希望の光が必要だと言い自ら追われる身になったバットマン。

ゴードンの息子が、バットマンは悪くないのに…と呟く、ゴードンは「彼はヒーローではない、沈黙の守護者、我々を守る監視者、暗黒の騎士だ」と言い、バットマンは走り去っていく。

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映画「ダークナイト」の感想と考察

非常に完成度の高く映像、脚本、出演者全てがパーフェクトな作品。

物語が始まると一気に引き込まれ、前半はサスペンスの雰囲気が漂うが、途中からは激しいアクションシーンも多くなり2時間以上の作品だが、あっという間に見終えてしまう。

正義と悪、光と闇の二面性がダークナイトのテーマとなっており、正にハービーが常に持っていた表と裏があるコインの様、そしてハービー自身も正義から悪に変わってしまう、正義と悪は表裏一体であり、善と悪の均衡は脆いものである。

注目なのは題名の「ダークナイト」で、この題には二つの意味が込められており、そのままの「闇の騎士」そして、ハービーが会見の中で語った、「夜明け前が、最も暗い(Dark night)」であり夜明けは近いと願いが込められている。

そして、今回ジョーカーに扮した故ヒース・レジャーの演技力は素晴らしいもので、当時は若干28歳でありながら、あの貫禄と狂気の表現力は脱帽で、凄まじい印象を残した。

バットマンの魅力

アメコミのヒーロー、バットスーツに身を包み、犯罪者からゴッサムシティを守る闇の騎士バットマン。

バットマンの正体はゴッサムシティにある会社「ウェイン・エンタープライズ」会長で億万長者のブルース・ウェイン、スーパーパワーなどは持ち合わせておらず、肉体自体は普通の人間である。

自身の身体を鍛え抜き、武術を習得し、ブルースの右手フォックスにテクノロジー面をサポートしてもらっている。

バットマンが主に使用する道具は、特殊なガジェットを搭載したバットスーツ、夜の街を疾走する車バットモービル、このバットモービルは緊急時にバットパッドというバイクに変形する。

まさにスーパーヒーローである。

豪華なキャスト

バットマンを演じるのは「アメリカン・サイコ」で主人公を演じ注目を浴びたクリスチャン・ベール、彼は2010年の「ザ・ファイター」でアカデミー助演男優賞を受賞している。

ブルースのよき理解者アルフレッドを演じるのは66年の「アルフィー」でアカデミー賞を受賞し、その後も数多くの作品に出演し、2000年には英国王室からナイトの称号を授与されたマイケル・ケイン。

ブルースの右手で技術的なサポートをする、フォックスを「ショーシャンクの空に」「セブン」「ミリオンダラー・ベイビー」など数々の名作に出演した名優のモーガン・フリーマン。

そして、ジョーカーを演じるのは「ロック・ユー」「ブロークバック・マウンテン」などのヒース・レジャーが演じた。

他にも、ゴードン役にゲイリー・オールドマン、ハービー役をアーロン・エーカットなど、多くの有名俳優が名を連ねている。

悪の象徴ジョーカー

真っ白な顔に裂けた様に大きな口のピエロメイクをした恐ろしい姿のジョーカー、特にメイクが剥げかけ化け物みたいになっているシーンは、もはやホラー。

躊躇する事なく殺人を犯し、しかもそれを楽しんでいる猟奇的な性格に加え、狡猾で頭の回転が速く、正にサイコパスだ。

巧みな殺人ゲームを仕掛け恐怖で支配し、人の心をかき回し正義と悪の境界線を無くして街に混沌をもたらす、正に混沌の使者と言う名に相応しい存在、巧な言葉、名言とも取れる台詞をいくつも残している。

そんな悪のカリスマとも言え、絶大な人気を誇るジョーカーの存在がこの作品での一番の魅力と言えるだろう。

映画「ダークナイト」のまとめと評価

かつての「バットマン」シリーズの映画は、どちらかと言うとコメディー要素が多く、軽く楽しめる作品だったが、この「ダークナイト」シリーズでは、コメディー要素を排除し、シリアスに物語が進んでいく全く新しいバットマンシリーズとなった。

重厚感のあるストーリー、物語の構成、脚本も素晴らしく、高い評価を受け大ヒットとなり、次作には「ダークナイト:ライジング」が制作され、また、派生作品として「ジョーカー」も公開され話題を呼んだ。

そして、狂気的な演技で魅せたジョーカー役のヒース・レジャーの演技力は本当に素晴らしかった。

ジョーカーという大役を若干28歳で演じたヒース、イケメン俳優と言われていたが、ガラッと雰囲気、声色まで変えて演じ、見た人に強烈な印象を残したが、残念ながらダークナイトの公開を待たずに28歳の若さで亡くなってしまった。

これからも、もっと色々な顔、素晴らしい演技をスクリーンで見てみたかった…非常に残念である。

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