全世界で記録的ヒットを叩き出した、映画史に残る名作「ターミネーター2」の正統な続編として2019年に公開された「ターミネーター ニューフェイト」。

1997年、「ジャッジメント・デイ」の到来を防ぎ、人類滅亡の未来は変えられたはずだった…。

しかし、それから約20年後、全く新しいターミネーターが未来より送られてくる。

こうして長い時を経て、再び人類と機械との未来をかけた壮絶な戦いが始まる。

「ターミネーター」シリーズ原案者の一人であるジェームズ・キャメロンを製作総指揮に迎え、アイコンキャラクターともいえるT-800役に名優アーノルド・シュワルツェネッガー、シリーズの最重要人物の一人であるサラ・コナー役にはリンダ・ハミルトンが約30年ぶりに復帰!

まさにファンにとっては絶対に見逃すことができない作品となってます!

そんな話題の最新作「ターミネーター ニューフェイト」のネタバレあらすじや感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。

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映画「ターミネーター ニューフェイト」の作品情報

【公開日】
2019年11月8日(日本)

【上映時間】
128分

【監督】
ティム・ミラー

【脚本】
デヴィッド・S・ゴイヤー
ビリー・レイ
ジャスティン・ローズ

【出演者】
T-800:アーノルド・シュワルツェネッガー
サラ・コナー:リンダ・ハミルトン
ダニエラ・ラモス:ナタリア・レジェス
グレース:マッケンジー・デイヴィス
REV-9:ガブリエル・ルナ

映画「ターミネーター ニューフェイト」のあらすじとネタバレ

1998年、「ジャッジメント・デイ」の到来を阻止し、人類の未来を救ったサラとジョンはグアテマラで平和な時間を過ごしていたが、突如ターミネーターが現れ、ジョンを銃殺し去っていく。

30億の命を救ったにも関わらず、息子一人の命を守れなかった自分への憎しみと共に、サラは生きていくこととなった。

「マシンの到来」

それから22年後の2020年。

夜のメキシコシティに、一人の女性が巨大な電磁波と共に現れる。

その女性は駆け付けた警官たちを人間離れしたスピードで殴り飛ばし、近くにいたカップルの服と車を奪って夜の街へ消えていった。

父親と弟のディエゴとアパートで暮らすダニエラは、弟と共に職場である自動車工場へと向かった。

彼らが家を出た直後、アパートの上空に巨大な電磁波が発生し、一人の男が現れる。

男は側にいた女性が手に持つ服をコピーし、ダニエラの部屋へと向かった。

ノックをすると、中からはダニエラの父が顔を出した。

職場へと到着した二人だが、ディエゴがクビになると聞きダニエラは工場長のもとへ抗議に向かう。

その頃仕事に取り掛かっていたディエゴのもとに、父親が弁当箱を届けにやってくる。

持ってきたはずだという息子を無視し、ダニエラはどこだと問いかけてくる。

そこへダニエラが戻ってきて、父は娘に銃を向けた。

その瞬間、長身の女性がライフルで父の顔を何発も撃ち、父の顔からは黒銀色の金属の骨格が覗いていた。

「あれはあんたの父じゃない!私と来なさい!でなきゃ30秒以内にあんたは死ぬ!」

女性の言葉に従い、ダニエラとディエゴは女性に付いて走るが、そこへ男が腕をナイフに変化させて猛スピードで襲い掛かってきた。

女性は人間離れした動体視力で男の攻撃をかわしていき机に押さえつけた。

そこへ、宙につるされていた車のパーツをディエゴが落とし、男は下敷きになる。

「私の名前はグレースよ。」

女性はそう言うと、二人を連れて外へ飛び出し、車で工場を後にした。

「カーチェイス」

「あれは何なんだ?」

「未来からダニエラを殺しに来たREV-9というマシンよ。」

「あんたもマシンか?」

「私は人間よ。強化されたね。」

そこへ三人が乗る車を追い、REV-9が工事用トラックで迫ってきた。

高速で追いつかれ、トラックは後ろから体当たりをしてくる。

グレースはディエゴに運転を任せ荷台へと飛び移り、REV-9に向け鉄の棒を数本投げつけた。

棒はREV-9の胴体に刺さり、一本はトラックのボンネットに突き刺さった。

REV-9は体に刺さった棒を掴み、表面の液体金属だけが棒を伝ってボンネットの上へ移動し、男の姿に戻った。

運転席に残った骨格部分はトラックを操縦している。

液体金属の方は、棒を抜き取って三人の車にジャンプしながら棒をダニエラに向けて投げた。
その瞬間、トラックは横転した。

グレースは腕で棒の軌道をそらし、何とか車にしがみついているREV-9を車から振り落とした。

REV-9の攻撃でパンクした三人の車もガードレールに激突して停止する。

逃げようとするも、ディエゴの体には棒が貫通していた。

そこへ、別の車を奪った液体金属のREV-9が車に向かって突進してきて、グレースは弟を助けようとするダニエラを引っ張る。

REV-9の車は、ディエゴの乗る車に衝突し大爆発を起こした。

ダニエラが悲しみに暮れるのもつかの間、液体金属と骨格に分離したままの二体のREV-9が戻ってきて、二人を道路上で追い詰めた。

グレースはダニエラに逃げるよう言うが、その時一台の車が走ってきて骨格のREV-9を弾き飛ばした。

中から降りてきた白髪の女性はバズーカ砲とライフルで二体のREV-9を吹き飛ばした。

「戻ってくる。」

そう言うと、白髪の女性は液体金属の方を確認しに行く。

その隙に二人は女性の車を奪い、走り去った。

「サラ・コナー」

グレースは車を走らせていたが、REV-9との戦いのために瞬発的に代謝を上げていたため、パワーを使い果たしてしまう。

意識が朦朧とする中、薬局で薬を調達するが意識を失った。

そこに白髪の女性が追いつき、彼女の運転で町はずれの空き家に向かった。

数時間後、女性に薬を投与されたグレースは目を覚ますが、すぐさま彼女の銃を奪って押さえつけた。

「喋って。」

「私の名はサラ・コナー。息子のジョンを殺されて以来、ターミネーターを狩ってる。」

グレースは悩んだ末、サラの協力も必要だと判断し、三人で移動することになる。

車中でグレースは未来について語る。

グレースは2042年からやってきて、そこでは“リージョン”というAIが人類との間に戦争を起こしていた。

ダニエラは、サラに問いかけた。

「どうやって私たちを見つけたの?」

「時々、匿名のメールが私に届く。内容はGPS情報、年月日時、そして最後に“ジョンのために”と書かれてる。メールの内容の場所に行くと、いつもそこにはターミネーターがタイムスリップしてくる。だから私はそいつらを始末する。今回も二通のメールが来て分かったのよ。」

グレースはサラの携帯を手に取り、携帯へとアクセスした。

「メールの発信場所はラレドの外れよ。二日前、私は長官にある座標のタトゥーを入れられたの。困ったらそこへ行けと。その座標と同じ場所よ。」

三人はその場所へ向かうため、車を捨て、電車に乗り、アメリカへの密入国に詳しいダニエラの叔父のもとへ向かった。

その頃、REV-9は政府のコンピューターへとアクセスし、三人の動向を追っていた。

「カール」

ダニエラの叔父の誘導で国境へと辿り着いた三人であったが、REV-9の根回しによりアメリカの国境警備隊に捕まってしまう。

三人が収容されたのを確認して、REV-9も収容施設へ乗り込んだ。

三人は別々に隔離されたが、グレースとサラは看守を打ちのめしてダニエラのもとに向かった。

大騒ぎとなった施設の中で三人は合流し、ヘリへと走った。

彼女らを発見したREV-9は、邪魔に入る囚人や警備員たちを次々に殺害して追いかけた。

三人はヘリへと乗り込み、ギリギリのところでREV-9から逃げ切る。

そのまま座標の住所へと向かった。

山奥にある一軒家へと到着した三人は、家の扉をノックする。

扉が開き、顔を出したのはなんと20年前ジョンを殺害したターミネーターT-800であった。

白髪交じりの中年男性の姿へと変貌していたT-800にサラは銃を向けるも、グレースが止め、サラは一人森へと歩いて行った。

ダニエラに引き戻され、サラはT-800の家へと入った。

T-800は、ジョン殺害後存在の目的を失い、たまたま自分と同じ容姿であったカールという男性の家庭内暴力から彼の妻と子供を守る為、カールを殺害し、彼になりきって家族を守っていくことに自身の存在意義を見出していた。

そして良心が芽生えたT-800は、サラへのせめてもの償いとして、時空間移動が行われる前に発生する衝撃波を感知し、それをサラにメールしてターミネーターの襲来を知らせていた。

T-800は協力することを約束し、家族に別れを告げた。

四人はREV-9を破壊するために必要な電磁パルスを手に入れるため、サラの知り合いの空軍将校のもとへ向かった。

「空と水中の戦い」

空軍基地の近くにある倉庫で四人は将校と落ち合い、電磁パルスを手に入れる。

しかしそこに、ずっと動向を追っていたREV-9がヘリで襲撃し、四人は将校を車に乗せて基地へと向かった。

基地に辿り着き、将校の援護を受けながら四人は輸送機に乗り込み離陸に向かう。

REV-9はヘリで迫り、離陸した輸送機に飛び移った。

ダニエラを殺そうと走り出したが、T-800に押さえつけられて、輸送機に積んであった車ごと機から落とされる。

REV-9を振り払った四人が電磁パルスのケースを見ると、ケースは被弾しており、電磁パルスも壊れていた。

どうするかで意見が分かれている中ダニエラが感情的になっていき、それを見たグレースは未来のダニエラを思い出し、彼女に彼女自身が機械を倒すリーダーになることを告げる。

そこへ、別の輸送機を奪ってやってきたREV-9が機体をぶつけて飛び移ってきた。

徐々に墜落を始める機の中で、T-800はREV-9と揉み合いとなり、他の三人は積んであった軍用キャタピラに乗る。

そしてT-800とREV-9を残し、キャタピラは宙へと飛び降りた。

機はダムへと墜落し、水底でREV-9はT-800の片腕を引きちぎって地上へと向かった。

キャタピラはパラシュートを開かせてダムの放流施設に引っかかる。

REV-9はそれを発見し、キャタピラに向かって走った。

グレースはREV-9が向かってくるのを見て、キャタピラを川へと落とし、自らもREV-9と取っ組み合いになりながら川へと落ちていった。

川底で激流にのまれるキャタピラに、グレースを振り切ったREV-9が襲い掛かってくる。

REV-9は激流の中を軽やかに走り回って攻撃するが、ダニエラが放った非常用パラシュートと共に激流にのみこまれていった。

二人はキャタピラから脱出し、水面まで上がった。

グレースもすでに陸に上がっており、二人と合流し、ダムの施設へと向かった。

施設に辿り着いたが、グレースはまたもパワーを使い果たし倒れる。

そこへ水中から上がったT-800がようやく三人のもとに追いつき、輸送機から持ち出していた薬をグレースに渡した。

「最終決戦」

施設へと入り、ダニエラが口を開く。

「もう逃げない。ここでやつを倒す。」

サラは銃を、グレースは腕に鎖を、T-800は片腕に鈍器を持って待ち構えた。

そこにREV-9がやってくる。

「その娘を渡せ。」

「断る。」

「君たちには赤の他人だろう。なぜ守ろうとする?」

「私たちはマシンじゃないからよ!」

サラがそう言うとREV-9は攻撃を始めた。

三人はダニエラを庇いながら応戦していき、REV-9も二体に分離して戦った。

そしてREV-9が再び一体化した時に、グレースとT-800はREV-9を引っ張って高速で回転するタービンの中へと押し込んだ。

タービンはたちまち大爆発を起こす。

爆発が収まり、ダニエラがグレースのもとへ駆け寄ると彼女は瀕死の状態となっていた。

サラは機能停止しているT-800を発見し、REV-9の気配も感じ取る。

「奴はまだ死んでない。」

自分を助けようとするダニエラに、グレースは自身の動力源を抜き取り、REV-9にとどめを刺すよう言う。

見回りをするサラを、突然炎の中から立ち上がった液体金属が溶け片腕を失ったREV-9が投げ飛ばした。

グレースはダニエラを説得し、ダニエラはグレースのお腹から動力源を抜き出し、自分に向かってよろよろと歩いてくるREV-9を睨み叫んだ。

「ぶっ殺してやるわ、バケモノ!」

ダニエラは銃でREV-9を撃ち殴り、動力源刺そうとする。

しかし、REV-9はダニエラを押さえつけ、首を絞めた。

それを見て、サラはT-800に叫んだ。

「何寝てるのよ!彼女を助けなさい!!」

その言葉でT-800は起動し、REV-9の腕をつかんだ。

そしてダニエラはREV-9の顔に動力源を突き刺した。

REV-9は顔から青い光を発しながら悶えだし、T-800はREV-9を掴んで下階へと自分もろとも突き落とした。

動力源を抜き取ろうとするREV-9を押さえ、自らも焼けていく中T-800はサラを見つめて言った。

「ジョンのために。」

そして動力源は眩い光を放ってエネルギーを放出した。

光が消えた下階を覗くと、そこには溶けて動かなくなった二体のターミネーターの残骸があった。

ダニエラは、既に息絶えたグレースのもとに行き囁く。

「やっと終わったよ。あなたのおかげでね。」

「エンディング」

数日後、ダニエラはある公園に来ていた。

二人が見つめる先には、両親と遊具で遊ぶまだ幼きグレースがいた。

ダニエラはしばらく彼女を見つめた後、サラの車へと戻って言った。

「二度と彼女を死なせないわ。」

「じゃあ覚悟を決めないとね。」

サラはそう言い返し、車を出発させた。

映画「ターミネーター ニューフェイト」の感想と考察

【新登場REV-9の性能】

今作、新たなターミネーターとして登場したREV-9。

「ターミネーター3」で登場するT-Xと同様、金属骨格と液体金属のハイブリッドですが、決定的に違う部分としてREV-9はそれぞれが独立して行動することができ、二体に分離して襲い掛かってくるシーンは今作の見どころともいえます。

しかし、それぞれ耐久性やスピード性能にはかなり優れているものの、結構簡単にT-800に投げ飛ばされたり、半分人間のグレースとの戦闘に苦戦したりしていたりと、強さ的にはうーんといった印象でした。

新たな性能を持つREV-9、あなたはどう思いましたか?

【名優アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの再共演】

これまでにいくつもの続編が製作されてきたターミネーターシリーズですが、シュワちゃんとリンダ・ハミルトンの共演が「ターミネーター2」以来、実現しました。

約30年ぶりということで二人とも年齢を重ねてはいますが、その演技はまだまだ現役そのもので、特にリンダ・ハミルトンのみせるアクションは全く歳を感じさせない素晴らしい演技でした。

日本での公開挨拶のインタビューでも、共演した若手女優の方々からその衰えることを知らないスタミナを高く評価されており、さすがといったところです。

そんな彼女のパワフルなアクションに是非、ご注目を!!

【二代目サラ・コナーとなるダニエラ】

今作、敵のターゲットとなっているダニエラは、どこにでもいるごく普通の女性でしたが、彼女が将来行うことに関連して未来から来たマシンに命を狙われます。

作中でサラが「私は彼女だった。」と言いますが、ダニエラはまさにサラとほぼ同じ境遇で、マシンとの戦いの中でまるで昔のサラのように強い女性に成長していきます。

最後、二人が一緒に車で去って行って終わるのですが、二人の後姿は似ていてたくましかったです。

「ターミネーター」を鑑賞した際にも同じことを考えたのですが、もしマシンが未来からやって来なかったら人類に勝算はあったのでしょうか?

マシンの訪問が、人類勝利に必須であったように私は感じます。

皆さんはどう感じましたか?

映画「ターミネーター ニューフェイト」のまとめと評価

大人気シリーズの正統続編ということで、初代のキャストらを迎え製作された「ターミネーター ニューフェイト」をご紹介しました!

ストーリー自体は、年齢を重ね、見た目も大きく変わったシュワちゃんとリンダ・ハミルトンを出演させるため、少し無理矢理感があったのは否めないですが、それでもファンにとっては嬉しい共演だと思いますし、アクションも迫力があって楽しめる作品だと感じました。

もしや「ターミネーター2」同様、エドワード・ファーロング演じるジョン・コナーの出演もあるのでは?と期待していたのですが、開始数分で過去に殺害されてしまったという設定であるとわかり、そこは少し残念でした。

毎回、このシリーズの重役を担う敵ターミネーターですが、今回も新機能がしっかりと搭載されており、CG技術の進歩もあってかエンドスケルトンや液体金属の動きも滑らかで魅力的でした。

総合的には、よかったと思える作品でした。

皆さんも名作「ターミネーター2」の正統続編である「ターミネーター ニューフェイト」を是非、ご覧になって観てはいかがでしょうか?

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