2009年に公開された「サマーウォーズ」は、日本を代表するアニメーション監督の細田守監督が手がけた長編オリジナルアニメです。

声優には、神木 隆之介さんや桜庭ななみさん、谷村美月など日本を代表する若手俳優や女優陣を抜擢。

また、主題歌には、山下 達郎さんがこの作品のために書き下ろした「僕らの夏の夢」が使用されています。

公開されてから10年たっても色あせない名作「サマーウォーズ」のネタバレやあらすじ、感想などを詳しく紹介したいと思います。

映画「サマーウォーズ」の作品情報

【公開日】
2009年8月1日

【原作/原案/監督】
細田守

【キャラクターデザイン】
貞本義行

【声優】
小磯 健二 :神木 隆之介
篠原 夏希 :桜庭 ななみ
陣内 栄 :富司 純子
池沢 佳主馬:谷村 美月
陣内 侘助 :斎藤 歩

【主題歌】

山下 達郎『僕らの夏の夢』

【作品概要】

ひょうな事から、憧れの先輩の篠原 夏希の恋人を演じる事になった小磯 健二。

ある日、健二の携帯に届いた暗号メールを解読してしまったことから、地球規模の大事件に巻き込まれていく…。

映画「サマーウォーズ」のあらすじとネタバレ

何でも行う事ができる仮想空間オズ(OZ)

家のパソコンや軽単電話、テレビなどから簡単に参加する事ができるインターネット上の仮想の世界のオズ(OZ)。

この仮想現実のオズ(OZ)では、自分の分身でもあるアバターを作成して参加する事ができ、ショッピングや買い物、スポーツなどを楽しむ事ができます。

また、多くの行政機関や地方自治体がオズ(OZ)上に窓口を設置しているため、納税や各種手続きも全てこの仮想空間の中で行う事が可能となっています。

そして、7月26日12時、小惑星探査機「あらわし」が小惑星から帰還し、太陽周回軌道から地球衛星の軌道に乗ったと言うニュースがオズ(OZ)内で報道される…。

オズのメンテンスのアルバイトをしている主人公の福田 健二

このオズ(OZ)のメンテナンス、保守運用のアルバイトをしているのが、高校2年生の主人公の福田 健二(ふくだ けんじ)。

健二は、「あと少しで日本代表になれたんだ」と、落ち込み気味…。

そんな健二を見かねた友人でバイト仲間の佐久間敬は、

「それは聞き飽きたよ。もっと新しいことに目を向けようぜ。」「夏と言えば、スイカと花火と女。」と励ます。

ただ、そんな佐久間の励ましにも、健二は、「スイカと花火で十分だよ…」と、あまりにも乗り気ではない様子…。

そんな2人がいる教室に、健二が想いを寄せている一つ年上の憧れの先輩"篠原 夏希(しのはら なつき)が現れ、「ねぇ、バイトしない?」と、お願いをする。

突然のアルバイトの誘いに驚きつつも友達の佐久間は、「今、オズの保守点検のバイト中なんですけど…。」と、断る。

アルバイトを断られた夏希は、「そっかバイト中か…。」と、ガクっと肩を落とす。

がっくりと肩を落とす夏希を見て、健二は椅子から立ち上がり、「あの~、夏希先輩、僕でよければ!」と、アルバイトを承諾しようとするが、佐久間に「オズのメンテナンスのアルバイトは、どうするんだよ!」と、怒られる…。

しかし、夏希から「バイトと言っても、私と一緒に田舎に旅行をするだけなんだけどな~」と聞くと、佐久間が手の平返しで、「ハイ!僕がやります!」と即答。

これを見た健二は、「えっ!?何それ?」と言いつつも、「じゃあ、僕もやります!」と席を立ちあがって立候補する。

これを見た夏希は、2人の方を振り返って、「でも、2人じゃ多いかな!?」「募集人員は1人なの!」と告げる…。

夏希と待ち合わせて、実家へ

場面は変わって、電車の中。

「Shorの因数分解アルゴリズム」と言う難しい本を読みながら、電車の中で立っている健二。どうやら健二が、夏希のアルバイトに選ばれたようだ。

一方、夏希は、曾祖母にあたる栄(以下、栄おばあちゃん)に「今から新幹線に乗ります。待っててねーー。」と、携帯のメッセージ(OZメッセージ)を送っています。

メッセージを送った直後、健二の存在に気が付いた夏希は、「健二君、こっちこっち~」と、手を振る。一方、健二は、「遅れてすいません。」と駆け寄ってくる。

待ち合わせて後、「任せてください。何でもやりますよ。」と言う健二。

すると、夏希は、「ありがとう。早速だけど、これ持って!」と、荷物がパンパンに入ったボストンバックや紙袋を健二に持たせて、新幹線乗り場に向かう。

そして、新幹線に乗る前、健二は、90歳になる夏希の大婆ちゃんの誕生日のため、長野県上田市に向かう事また、バイトの内容が、人手が足りない誕生日のお手伝いという事を知る。

夏希の実家へ…

長野県上田市で新幹線を降りた後、ローカル線やバスを乗り継いで、夏希の実家に向かう2人。

その道中、栄おばあちゃんの誕生日に参加をする夏希の親戚達とたまたま出会い、「夏希の実家は、昔から続く名家の陣内家(じんのうちけ)」「夏希の大婆ちゃんが現役の16代当主」「お墓は室町時代から続く」「でも、浪費家だったおじいちゃんのせいで今はお金がスッカラカン」などの話を聞く。

ただ、一行がたどり着いた夏希の実家は、あまりにも立派な門構えと広い庭を有した大豪邸となっており、健二は「何これ…」と、圧倒される。

予想だにしない夏希の紹介

夏希のお婆さんに挨拶をして、家の中に通して貰った健二は、部屋の多さや広さに若干緊張気味…。

そんな健二に向って夏希は、「おばあちゃんになったら何を聞かれても、調子合わせてね。」と言って、栄おばあちゃんのいる部屋に挨拶に向かう…。

囲碁を打っている大婆ちゃんに、夏希は、「大婆ちゃん、会いたかった~。」と駆け寄る。

「来たね~。」と迎え入れくれた栄おばあちゃんに、「体は大丈夫?」「最近は元気がないって聞いていたから…」と、夏希は、心配そうに尋ねる。

しかし、栄おばあちゃんは、「ただの夏バテ。心配は要らないよ。」と笑顔で返答。

元気そうなおばあちゃんの顔を見て、夏希もほっと一安心の様子。

そして部屋の入り口の前で待っていた健二に目配せするすると、健二は、「ど、どうも。」と、挨拶をして、部屋の中に入り、大婆ちゃんと対面する。

夏希が、「小磯健二くん。」と紹介をすると、と紹介をすると、健二は、「あの、はじめまして。僕、夏希先輩とは、高校の物理部であの、一緒に…。」と、しどろもどろに自己紹介をする。

しかし、健二の自己紹介を遮るように夏希が咳払いをして、「私の彼。」と紹介をする。
「へっ!?」と驚く健二を横目に、夏希は、何事もなかったかのように、「そう。私のお婿さんになる人。」と、サラリと言う。

栄おばあちゃんも健二も驚き、微妙な静けさが家の中に漂う…。

一拍おいて、栄おばあちゃんんが、「そうかい。」と言うと、夏希が、「どう?ちゃんと連れてきたでしょ。」としたり顔。

全く状況がつかめていない健二に対して栄おばあちゃんが、「健二さん。この子はわがままで世間知らずだけど、ちゃんと幸せにする自信はあるかい。」と、質問をぶつける。

「えっ!?あっ、その…、え?と…」と戸惑っている健二に対して、夏希は、手とお願いのポーズ。

一方、栄おばあちゃんは、「覚悟はあるのかい。と、聞いている。」「命に代えてでもかい?」と、真剣な眼差しで問い詰める。

おばあちゃんの迫力に押された健二は、「はい。」と、答える。

すると、栄おばあちゃんは、「良かった。」とハハハと笑い飛ばす。

そして、栄おばあちゃんは、夏希に向かって、「お祝い。」と言って、青い朝顔柄の浴衣を手渡て、健二に対して、「よろしくお願いします。」と頭を下げた。

健二も栄おばあちゃんに対して、「よろしくお願いします。」と頭を下げた。

夏希が健二にお願いをしたアルバイトの内容の真相

家の裏手で、嘘につき合わせた夏希が健二に「ゴメン」と謝り、本当のバイトの内容が、誕生日のお手伝いではなく、滞在中、恋人のフリをする事だと説明する。

「ムリムリムリ。。。絶対ムリ!僕、女の方と付き合った事ないですし…」と断ろうとする健二に夏希は、大婆ちゃんが寝込んでいると聞いて、元気づけるために、「私が彼氏を連れてくるまで、死んじゃダメよ。」と、勢いで言っちゃったと説明。

大好きな栄おばあちゃんをがっかりさせたくないと言う夏希の気持ちを知った健二は、しぶしぶ滞在中の4日間だけ嘘の恋人を演じる事を了承…。

そんな健二に対し、夏希は、「東大生で、旧家出身で、アメリカ留学から帰ってきたばっかり」と言う、健二と真反対なキャラクターを押し付ける。

そして、栄おばあちゃんの誕生日を祝うために、親戚が徐々に集まり始めます。

陣内家の親戚一同と初対面

そして、その夜、夕飯で陣内家の親戚一同と初対面をはたす健二。

夏希から親戚を付き次と紹介され、「覚えた?」と聞かれた健二は、「いや、どうかな~」と、若干不安げな様子…。

そして、陣内万助の長女、直美の「まぁ、とりあえず、よろしくお願いしま~す。」をきっかけにして、親戚が一同に会した夕食がスタート。

初めてあう健二に対し、陣内家の親戚一同は、「よく大婆ちゃんが認めたわよね~」「東大生で旧家の出で、留学経験もありでしょ~。ちょっと出来すぎよね~。」「ほんと、嘘みたいに良い物件よね~。」と言いたい放題。

また、、小さい頃から夏希を大切に思っていた警察官の陣内翔太は、健二をあまり気に入らない様子…。

そんな翔太や親せき一同に対し、栄おばあちゃんは、「もちろん健二さんは、うちの立派な婿さんだ。私の目に狂いはないよ。」とピシャリと言い放つ。

そして、陣内家の親戚一同と健二が初顔合わせとなった食事会も盛り上がり、陣内 万助が陣内家の先祖が武田軍に仕えていたことや、徳川家7000の兵に対して、陣内家はわずか2000の兵で撃破をした第一次上田合戦について語り始めた。

パソコン少年「池沢 佳主馬」の登場

夕食後、なつきは親戚の子供たちとお風呂に入り、一方、健二は、友達の佐久間に電話をしていた。

「あー俺なんでジャンケンに負けちゃったんだろう。うらやましいやつだな、彼氏の代役なんて。楽しんでいるの?」と、佐久間が言うと、

健二は、「バイトだよ。知らない人に囲まれるのは苦手だ。」とぼやく。

「何贅沢言ってんだよ。うちの学校の1番人気のなつき先輩と1つ屋根の下にいるんだろう。

せっかく彼氏の代役なら、隣の布団に寝さしてもらいよ。」と、佐久間に言われると、健二は顔を赤くしながら、「そんなことできるわけないだろ。」と、顔を赤くしながら健二は否定をする。

佐久間は、この答えを聞き終える前に「まぁ頑張れよ。」と言って、電話を切った。

廊下で電話をしていた健二は、あまりの家の大きさに自分が宿泊している部屋までの戻り方が分からなくなっています。

家の中をふらふらと歩いていると、明るい明かりが漏れている部屋を見つける。そして、その部屋を覗いてみると、ヘッドフォンをしたままパソコンに向かっている池沢 佳主馬(いけざわ かずま)を見かける。

健二の存在に気が付いた佳主馬は、「何か用?」と尋ねる

健二は、ちょっと戸惑いながら、「家の中で迷っちゃって…」と言うと、佳主馬は、ぶっきらぼうに「トイレなら戻って右」と言う。

健二は、「ありがとう。」とお礼を言うと、「君は、みんなのところにいかないの?」と質問をする。しかし、佳主馬は、健二の質問にこたえなかった。

佳主馬と分かれ、再び廊下をふらふらと歩いている健二は、お風呂から出たばかりのバスタオル姿の夏希と出くわす。

顔を赤くして驚く健二に対し、「す、す、す、すいません…」と謝る健二に対して、夏希もちょっと戸惑いながら、「お風呂湧いたよ。入っちゃて…」と話す。

最初、今日のお風呂は遠慮する事に…」と、断った健二ですが、結局お風呂に入る事に…。

陣内 侘助の突然の帰宅

お風呂から出てくると、何やら揉め事が…。

陣内家の当主だった大おじいちゃんの隠し子にあたる陣内 侘助(じんのうち わびすけ)が、突然帰ってきたのだ。

しかし、勝手に栄が所有していた山を売り、そのお金を持ち逃げしたまま十年間行方不明だった侘助の突然の訪問を歓迎していない様子。

ただ、夏希だけは、初恋相手の陣内侘助の帰宅を喜んでいた。
また、健二は、侘助に抱き着いて喜ぶ夏希を見て、戸惑っていた。

そんな侘助と夏木は、花札で勝負。

勝負をしながら、夏木は、「結婚していないの?」「彼女は?」と、質問攻め。しかし、侘助は、「そんなくだらない事聞くな」と、答える。

また、夏希は、「今度アメリカに遊びに行くから、連絡先を教えてよ。」とお願いをするが、侘助は、「花札に勝ったらな。」と答える。

しかし、結局、侘助が勝負に勝ち、健二に、「勝ち逃げが俺の信条」と言って、席を立つ。そんな侘助を追いかけていき、健二は置いてきぼりにされる…。

突然の暗号メールが…

花札の勝負後、布団に入った健二だが、なかなか寝付けない。

そんな時、突然、健二に数字のメールが届きます。メールを確認してみると、本文には、訳の分からにメールの羅列が…。

数学が得意だった健二は、この暗号を解き始める。

朝方、健二は、「あっ!?解けた!」と言って、その回答を、メールで返信をする。メールを返信をして、ホッと一安心をしていると、「Thank You!」というお礼の文字とプレゼントボックスが描かれたメールが届く。

このプレゼントボックスは、カウントダウンをしており、"0(ゼロ)"になると、プレゼントボックスが開き、箱の中からビックリ人形が…。

しかし、暗号を解いてしまった健二は、これからトラブルに巻き込まれていく…。

仮想通貨OZで大事件が発生!犯人は健二!?

暗号を解いて寝ていた健二は、親戚の子供に叩き起こされて、今のテレビの前に連れていかれる。

テレビには、なぜか目にモザイクが入った健二の姿が…。

どうやら健二は、仮想都市オズ(OZ)の内部に侵入をして、一夜にして、オズを大混乱に陥れた愉快犯として報じられていました。

状況が掴めない健二は、自分の携帯電話を使って、仮想都市のオズ(OZ)にログインを試みますが、なぜかログインをする事ができません。

携帯でログインをする事ができなかった健二は、佳主馬にパソコンを借りて、ログインを試みる。しかし、結果は、変わりません。

どうやら健二のアカウントは、誰かに乗っ取られた様子。

仮想都市のオズ(OZ)にログインをする事ができない健二は、サポートセンターに連絡をしようとしますが、ユーザーアカウントを認証できないため、サポートセンターにも連絡出来ません。

そんな中、東京にいる友人の佐久間から電話がかかってくる。

佐久間は、開口一番、「まさかお前の仕業じゃないよな?」と聞いてくる。

「まさか!」と答える健二に対して、「だよな。動機も度胸もないもんな。」と、佐久間は答える。

そんな佐久間に対して、「分かっているなら、何とかしてよ!」と、健二は、お願いをする。しかし、パスワードが書き換えられていて、管理棟にログインする事ができまい。

そして、今回の事件の経緯を佐久間から知らされる。

どうやら昨晩届いたメールは、仮想都市のオズ(OZ)のセキュリティを守る2056桁の暗号だったようで、その暗号を健二が何も知らないまま解いてしまったようです。

健二は、自分が解いた暗号が仮想都市のオズ(OZ)のセキュリティだと知り、青ざめる…。

そんな健二に対し、佐久間は、陣内家の電話番号で仮アカウントを作成してくれました。

健二、アバターの乗っ取り犯と対面

佐久間が作ってくれた仮アカウントを使って、健二は、仮想都市のオズ(OZ)にログインをします。

そして、乗っ取られた自分のアバターを見つけた健二は、「僕のアバターで悪さをするのは、止めてください。」と声をかける。

すると、今回のために健二が作った仮のアバターの方を振り返って、「イシシシ…」と、悪そうに笑う乗っ取られた偽健二のアバター。

「こんな悪戯(いたずら)をして、何が面白いんだよ!ネットの中だからって、何でもやっていいと思うなよ!」と、叫ぶ。

そんな健二に対して、偽健二のアバターがが殴りかかってきました。

どうやら、今回の騒動で、普段は限られた範囲でしか行えいない戦闘が、OZ内全域で行えるように書き換えられてしまっていたようです。

乗っ取られた偽の健二のアバターにボコボコにされる健二…。

この健二の姿を見かねた佳主馬が助けに入る。

実はOZ内の格闘チャンピオンの"キングカズマ"のアバターの正体(使用者)は、池 内 佳主馬だったのです。

キングカズマを見て、飛んで逃げる偽健二のアバター。そして、それを追いかけて捕まえるキングカズマ。しかし、キングカズマの一瞬のスキをついて逃げ出した偽健二のアバターは、周囲のアバターに次々と襲い掛かり、吸収していく。

すると、偽健二のアバターは、変身をして、後光がさす神のような姿に…。そして、神のような姿になった偽健二のアバターは、キングカズマに襲いかかる。

他のアバターを吸収して、パワーアップをした偽健二のアバターに、世界チャンピオンのキングカズマも防戦一方。そして、手も足も出ないまま敗北。

どうにか健二のアバターの救出よって、キングカズマの乗っ取りは防げたものの、パワーアップをした偽健二のアバターに為す術もなく敗れた佳主馬は、打ちひしがれました。

OZの混乱の犯人は健二!?

一方、現実世界では、夏木と親戚一同が、栄の誕生日を祝う歌を練習。

夏希は、携帯をいじっている侘助に向かって、「侘助おじさんも、一緒にやろうよ」と誘う。しかし、侘助は携帯を操作したまま、「パス」と返答。どうやら、侘助は、携帯で英語で書かれたメールを読んでいるようだ。

一方、佐久間は、アメリカのピッツパーグのロボット工学研究所から"ラブマシーン"と呼ばれる開発中の実験用のハッキングAIが脱走し、健二のアカウントを乗っ取った事を突き止めます。

しかし、住民基本データを調べた夏希の親戚に、健二が、「アメリカ留学から帰ってきたばっかりの旧家出身の東大生」ではなく、単なる高校生とバレてしまいます。

嘘がばれた夏木と健二は、叔母さんにあたる真理子にこってりと絞られます。

また、仮想空間OZをハッキングした容疑者として指名手配されている事もバレてしまい、健二は、警官である翔太によって逮捕されてしまいます。

そんな健二に対して、栄は、「ニュースでやっている事、あれ本当にお前さん?あたしには、何が起こって、誰が困っているのやら良く分からない。あの写真は、間違いなくお前さんなの?」と、尋ねる。

そんな栄の問いに対して、健二は、「僕は無実です。あ、あの、こんなことになってあれですけど、ここに来れてスゴイ楽しかったです。お世話になりました。」と、答える。

また、夏木の親戚に対しても、「お世話になりました。」と、深々とお辞儀をし、翔太の運転で警察に向かう。

ラブマシーンが暴走!そして、日本全国でトラブルが発生

健二のアバターを乗っ取ったAIのラブマシーンは、OZの中でやりたい放題。道はどこもかしくも渋滞し、ナビも正常に機能しません。また、水圧の調整の自由が効かず、町中に水があふれる始末に…。救急車や消防署も誤報だらけです。

警察に向かうはずだった健二も、大渋滞で身動きが取れないため、とりあえず陣内家に戻る事に…。

陣内家に戻った後、健二は、これらのすべてのトラブルは、OZ内のさま様々なアカウントを盗んで権限を乱用ているラブマシーンが引き起こしている事を知り、落ち込む。

一方、この状況を見かねた栄は、今まで培った人脈を使い日本各地の有力者に連絡を取り、「あんたなら出来る」「諦めなさるな。諦めない事が肝心だ。」と、挫けないように励まします。

そして、栄の尽力のおかげもあり、一人の死傷者を出す事なく、日本全国が巻き込まれた未曽有の危機を脱します。

また、栄の姿を健二は、OZの管理棟に入るための暗号を解き、システムを奪還します。

そして、システムを奪還後、健二は、佐久間から、最初に説いた暗号の最後の一文字が間違えていたことを知らされ、今回の事件の犯人ではない事が判明しました。

OZのハッキングAI"ラブマシーン"の開発者はなんと…

家族集まっての夕食、消防士を務める陣内 邦彦は、「さすが俺らのお婆ちゃん。」と、トラブルの解決に一役買った栄を褒めたたえる。

一方、栄は、健二に「今日はあんた頑張ってくれたんだってね~。」と、労をねぎらう。

そんな一家だんらんの中、健二は、テレビのニュースで、現在200万人のオズアカウントが使用できない状態になっている事を知る。

そして、健二は、「まだラブマシーンを倒せたわけではない。」と言い、今回のトラブルの原因の根本が解撤した訳ではないと話す。

そんな健二やラブマシーンが暗躍していた事を知った親戚一同に対し、佳主馬は、「時間の問題だと思うよ。ネットの世界は広いし、ラブマシーンの事を知っている人は、もうすでに動いている。」

「情報を共有して、みんなで力を合わせれば、ラブマシーンを止められないわけがない」と、話す。

この一連の話を聞いていた侘助が、佳主馬に向かって、「それは無理だね~。」と、言う。

佳主馬は立ち上がり、語気を強めて、「なんでムリだって分かるんだよ。」と、話す。

そんな佳主馬に対して、侘助は相変わらず飄々としながら、「なぜ、って!?そいつの開発者、俺だもん」と、衝撃の事実を話す。

この事実を聞いてビックリとする夏希と健二と佳主馬。

そして、佳主馬は、「ラブマシーンを作ったの?」と、確認をする。

侘助は、「ああ。俺が開発したハッキングマシンだ」と、悪びれる様子もなく話す。

そして、佳主馬に「ラブマシーンは世界中の情報と知識を蓄え続け、ラブマシーン1体で何百万の軍隊に匹敵する力があるから、個人が力を合わせても無理」と、話す。

この話を聞いていた今日一日、レスキュー隊や消防士として、救助に当たっていた邦彦や克彦が、「どれだけ世間に迷惑をかけたんだ。」と、詰め寄る。

そんな邦彦達に対し、侘助は、「俺のせい!?これはAIが勝手にやった事」と、悪びれる様子もなく話す。

この一連の騒動を見ていた栄は、薙刀(なぎなた)を取り出し、侘助に向け、叱責をする。一方、侘助は、「帰ってくるんじゃなかった。」と言い放ち、家を出ていく。

栄のお願い

今回のトラブルを巻き起こしたラブマシーンを侘助が開発したと知り、落ち込んで部屋に戻ろうとする夏希。そんな夏希に気づき、健二が追いかける。

そんな健二に対して、夏希は、「今はイッパイイッパイだから、来ない」で、と言う。

どうして良いか分からずに廊下で立ち尽くしている健二を手招きをする栄の手が…。どうやら先ほどの無茶で、足腰が立たなくなってしまった様子。

健二が肩を貸して栄の部屋まで送っていくと、栄は、「お前さん、花札はしっているかい?」と、花札の勝負に誘う。そして、「私が勝ったら、夏希をよろしく頼むよ。」と話す。

そんな栄の申し出に対し、驚きつつも、「まだ僕は自分に自信が持てません。」と自信なさげに話す健二に対し、栄は、「あんたなら出来るよ。」と、語りかける。

結局、花札の勝負は栄が勝ち、健二に絵がをを見せます。

栄との突然の別れ

翌朝、犬の鳴き声で目が覚める健二。

何やら栄おばあちゃんの身に何かがあった様子。

栄の部屋に駆け寄ってみると、克彦は汗を流しながら、栄の心臓マッサージを行っている。一方、女性陣は、親戚一同みんな不安そうな顔をしながら「おばあちゃん。目を開けて。」と叫んでいる。

そんな中、医者の万作は、栄の脈を確認して、「もういい。無駄だ。」と言い、克彦が行っていた心臓マッサージを止めさせ、栄が息を引き取ったのを確認する。

どうやら栄は狭心症で、ニトロ処方を施していたそうだ。

いつも万作は、オズ(OZ)で栄の血圧や心拍などをモニターしており、栄の体調に何かがあれば、アラームが鳴る仕組みになってたようです。しかし、オズの混乱が原因で、データが送られてこなかったようです。

万作は寿命だと説明しましたが、あまりの突然の出来事に家族みんな悲しみに打ちひしがれます。そして、健二は、涙が流して悲しむ夏希の手を取り、慰めます。

AI"ラブマシーン"へのリベンジ宣言

家族みんなそろっての朝食。

誰もが栄との突然の別れから立ち直れおらず、朝食の箸が進まない。そんな中、叔母さんにあたる真理子は、お通夜の役割分担をして、各人に指示を出す。

一方、漁師の陣内万助は、ラブマシーンへの敵討ちを提案する。

健二は、「これ以上の被害を出さないためにも…」と言って、賛成をするが、万作の提案は、女性陣に一蹴されてしまう…。

ラブマシーンへの敵討ちが諦めきらない男性陣。

そんな中、佳主馬が電気屋を経営している陣内 太助に、普段、佳主馬が使っているパソコンよりもハイスペックなものがあるかを確認する。

太助が、「そりゃ、もちろん。」と答えると、佳主馬は、ラブマシーンへリベンジ宣言をする。

打倒ラブマシーンへの準備開始

陣内家の男性陣は、OZ内にいるAI”ラブマシーン”のリベンジに向けて、準備を開始する。

陣内家の先祖が徳川家と戦った時の話を参考にラブマシーンと戦う時の作戦を立てる。また、大学に納入する予定だったハイスペックのスーパーコンピューターや自衛隊の最新機器を持ち込むなど、ラブマシーンとの戦いに備える。

そんな男性陣に、女性陣は呆れ果てていた。

キングカズマとラブマシーンの決闘

準備が整った陣内家は、キングカズマの名前でラブマシーンに、「本日正午、OZ各闘技場にて待つ。」果たし状を送りつける。

決闘の1分前、それぞれの持ち場についた陣内家の男性陣と健二に対して、佳主馬は、「締まっていこう!」と、檄を飛ばす。

一方、それと同時に陣内克彦の長男の了平が出場している甲子園の決勝戦も開始した。

そして12時、天空から"ラブマシーン"が現れ、キングカズマに先制攻撃を仕掛ける。キングカズマは、相手の攻撃をしっかりとかわし、カウンターを打ち込む。

盗んだアバターを吸収し、強さを増したラブマシーンに対して、キングカズマは、作戦を実行する。

その作戦とは、OZ内に用意してあった城にラブマシーンを誘い込み、閉じ込めると言う作戦だ。

城の中の閉じ込めに成功したように思われたキングカズマだが、ここで問題が発生。警察官の翔太が、スーパーコンピューターを冷やしていた氷を持ち出した事で、スパコンが熱暴走を始めたのだ。

ラブマシーンの逆襲

城の中に閉じ込められていたラブマシーンは、今までに奪った4億以上のものアバターを操り、一つの巨大なアバターのような姿になり、城を破壊し、城から脱出します。

そして、ラブマシーンは、キングカズマに襲い掛かり、強烈な一撃を与え、戦闘不能に戦闘不能に陥れる。

勝負に敗れた佳主馬は、氷を持ち出して熱暴走の原因を作った翔太に、「お前のせいだ!」と言って殴りつける。

そんな中、パソコンのモニター上で何かのカウントダウンが始る。

パソコンに表示されたカウントダウンは、ラブマシーンが小惑星探査機「あらわし」を操り、世界500カ所以上ある核施設のどこかに衝突せるまでの時間だった。

この「あらわし」が衝突を防ぐ方法は、ラブマシーンに奪われた4億以上のアカウントの中から、「あらわし」のGPSを制御できるアカウントを見つけ出す事のみ。

4億以上のアカウントをラブマシーンから取り戻し、小惑星探査機「あらわし」の衝突を防ぐのは不可能と感じた佳主馬は、自暴自棄になって、キングカズマをラブマシーンに向かって突撃させるが、返り討ちにあう。

そして、キングカズマもラブマシーンに吸収される。

そんな中、夏希は、家族へ宛てた栄おばちゃんの遺言を見つける…

夏希の侘助へのお願い

全員が落胆をする中、健二は、「まだ負けていない!何か手があるはずです。」と力強く言う。

「何だよ手って!数学とは違うんだぞ!」と言う翔太に対して、健二は、「数学と同じです。諦めたら解けない!答えは、出ないままです。」と言って、パソコンの前に座り、解決方法を考え始める。そして、テーブルの上に置いてあった花札を見つけて、何かを思いつく。

一方、侘助の形態のパスコード(パスワード)を解読した夏希は、電話で栄が亡くなったことを侘助に伝える。栄お婆ちゃんが亡くなった事を知った侘助は、言葉に詰まり、茫然とする…。

そんな侘助に夏希は、「もう一度家に帰ってきて、栄お婆ちゃんにお別れ言って。」とお願いをする。

栄お婆ちゃんから家族への最期のメッセージ

そんな中、長女の真理子が、栄お婆ちゃんの遺言を読み始める。

遺言の中には、

・まずは落ち着くこと
・葬式は身内だけでさっさそ終わらせて、後はいつも通り過ごす事。
・古くからの知り合いが助けてくれるから、心配はいらない
・侘助がもし帰ってきたら、陣内家の畑の野菜や果物を腹いっぱい食べさせてあげる事。・侘助と初めて会った時の思い出
・もし辛い事や苦しい事があっても、いつもと変わらず家族みんなでご飯を食べる事

などが、書かれていました。

一方、栄お婆ちゃんが亡くなった事を知った侘助は、慌てて陣内家に帰る。

夏希とラブマシーンの花札勝負

栄お婆ちゃんの事を知り慌てて家に帰った侘助も含め、栄お婆ちゃんの遺言通り、家族全員で食卓を囲んでお昼ご飯を食べる。

この食事中、侘助は、「ラブマシーンを遠隔操作で解体する。」と話す。

ただ、小惑星探査機「あらわし」の衝突までにラブマシーンを解体できる可能性が五分五分と言う事もあり、もう一つの作戦として、ゲーム好きのラブマシーンなら絶対に乗ってくるとの理由で、花札で勝負する事を考える。

小惑星探査機「あらわし」の衝突まで1時間を切った頃、ラブマシーンをカジノステージに誘い込み、夏希が自分と家族のアカウントを掛けて、"こいこい"1回ごとに得点が倍になるルールの花札で勝負をする。

小さい頃から栄おばあちゃんに鍛え上げられた夏希は、ラブマシーンに連勝し、30万以上のアバターを奪取し、解放する事に成功する。ただ、衝突の危機回避に有効なアバターは、奪取できていなかった。

そんな中、遂に夏希はラブマシーンに敗れてしまい、一気に手持ちのアカウントが74まで減ってしまう。

ラブマシーンの最終対決

現在のレートに対し、賭け金不足をしている夏希は、ゲームの終了を迫られる。

万事休すと思った中、突然、夏希が持っているアカウント数が1つ増えるに…。

何事かと思ったら、ドイツの男の子が、「ナツキへ、ボクのアカウントをどうぞ使ってください。」と自らのアカウントを差し出す。

そして、この少年をきっかけに全世界から1億5000万ものアカウントが夏希に預けられる。また、OZのマスコットキャラクターであるジョンとヨーコから貴重なアイテムを受け取った夏希のアバターは、姿を変える。

全世界の想いを背負った夏希に対して、ラブマシーンはレートをあげて、勝負の決着を付けようとする。

最終対決、どんどんと良い役を作っていく夏希。

そして、夏希にアカウントを預けた全世界の人々は、「こい!こい!」と夏希に声援を送る。また、陣内家も、「いけ~~~!」と、夏希に声援を送る。

花札の中で最高の役である「五光」を作った夏希はラブマシーンを打ち負かし、吸収されたアカウントを取り戻す。

しかし、夏希の勝利で一時は止まった小惑星探査機「あらわし」の衝突までのカウントダウンがまた動き出してしまう。

小惑星探査機「あらわし」が陣内家に衝突!?

なんと、勝負に敗れたラブマシーンがその腹いせに陣内家に小惑星探査機「あらわし」を衝突させようとしていたのです。

衝突まで残り10分を切り、小惑星探査機「あらわし」のコース変更を諦め陣内家は、避難を始めようとします。

そんな中、健二は、GPS誘導で動いている「あらわし」に偽の補正情報を送り、衝突場所をずらそうとします。

OZの管理棟へのログインを試みる健二ですが、ラブマシーンにパスワードを書き換えられて、締め出されてしまいます。健二は、この暗号と説き、管理棟に入りますが、再びパスワードを変更したラブマシーンに締め出されてしまいます。

それでもあきらめない健二は、再び暗号を解く。

また、侘助は、「ラブマシーンの守備力をゼロに設定したから倒せ。」と、佳主馬に話す。師匠のアバターに送り出された佳主馬のアバター「キングカズマ」は、ラブマシーンに向かっていく。

一方、落下まで2分を切り、なんとか管理棟に入れた健二ですが、再びラブマシーンに締め出されてしまう。それでも諦めない健二は、なんと暗算で暗号を解き始める。

約1分で暗号を解き管理棟に入った健二を、ラブマシーンは再び締め出そうとするが、その瞬間、佳主馬のアバターのキングカズマが、「邪魔をするなーーー!!!」と言って、ラブマシーンに殴りかかって破壊をする。

そして、健二は、偽の補正情報を入力し、「よろしくお願いしまーす!」と言って、Enterキーを押す。

小惑星探査機「あらわし」は、陣内家をわずかに逸れて落下し、屋根の瓦が吹き飛ぶなどの被害は出たものの、何とか直撃は免れ、陣内家は全員無事に助かりました。

健二が夏希に告白!?

後日、陣内家では、栄おばあちゃんのお葬式兼誕生日会が催される。

栄お婆ちゃんの遺影の周りには、色鮮やかな朝顔が飾ってあります。
また、人徳がある栄おばあちゃんだけあって、お葬式には、多くの方が弔問に訪れています。

一方、侘助は、仮想空間OZ(オズ)の混乱に陥れたラブマシーンを開発した事を名乗りでる。

そして、健二は、「だ、大好きです。」と夏希に告白。夏希に頬にキスされて、メロメロになってしまう健二を見て、みんな笑顔の陣内家でした。

映画「サマーウォーズ」の考察と感想

細田守監督が手掛けた「サマーウォーズ」は、現実世界「陣内家」とバーチャルの世界である「OZ(オズ)」の2つの世界でストーリーが展開されていくのですが、全体を通して人と人との繋がりの大事さや絆の大切さが伝わってくる作品となっています。

例えば、ラブマシーンが暴走をして、交通機関や水道管などの誤作動を起こして、現実世界のインフラを破壊した際、栄おばあちゃんは、今まで培った人脈を活かして問題の快適にあたります。

一方、バーチャルの「OZ(オズ)」でも、世界のラブマシーンと夏希が花札で勝負をして、残りのアカウントが僅かになってしまい負けを迫らたシーンでは、日本から遠く離れたドイツの男の子が自分のアカウントを預けるのもそうです。

ネットの社会での人と人との関係の希薄さが問題視されれていますが、この作品は、改めて、ネット社会でも現実社会でも、根底にあるのは、「人と人との繋がりや結びつき」という事に気づかされる作品となっています。

また、バーチャルの世界とは対極をなす"陣内家"の日常生活や心も描写の細やかさも、この作品の魅力の一つです。

普段は家族と距離を取っている佳主馬が、ラブマシーンに敗れた後に「守れなくてゴメン」と謝るシーンは、普段は素直になれないけど、心の奥底では家族を大事に思っている日本の家族同士の関係を上手に表しています。

また、陣内家の女性陣が、「うちの男どもは…」と愚痴っているのも、良くある日本の家族の光景として描かれています。

ネットで誰とでも繋がれるようになった一方、社会の最小の単位と言われている「家族」の大切さも、改めて感じられる作品となっていました。

そんな"陣内家"の象徴的なアイテムとして登場していたのが、朝顔です。

この作品では、庭に咲いているだけではなく、栄おばあちゃんが夏希にあげた浴衣の柄と髪飾りなど、至る所で朝顔が登場します。

最初は夏の花の象徴や風物詩として朝顔が登場していると思ったのですが、実は朝顔には、「硬い絆」という花言葉があるようですね。

見逃してしまいそうなところですが、ここらへんにも細田 守監督のこだわりを感じられます。

改めて、どのようなシーンに朝顔が登場しているのか確認しながら、このサマーウォーズを改めて見直してみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

このサマーウォーズは、「人と人との絆・繋がり」と言う良くも悪くもありきたりなテーマの作品になっています。

しかし、ハッキングやAIという現在ならではの問題を取り扱っているのにも関わらず、バーチャル世界と現実世界と言う対立軸を作る事によって、今までにないどこか懐かしさを感じるようなほっこりとした気持ちになれる作品となっていました。

話のクライマックスに向けて、徐々に盛り上がっていくスピード感も良いですし、夏の夜に、家族みんなで楽しく見るのにおすすめの作品ですよ。

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