映画「イントゥ・ザ・スカイ」は、前人未到の記録に挑戦した気球操縦士と気象学者の実話を元にしたアドベンチャーエンターテイメントです。
「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインの再共演が映画ファンを熱くさせます。
目標を掲げ挑戦する二人の姿から勇気をもらえる作品となっています。
それでは、そこで今回は映画「イントゥ・ザ・スカイ」ネタバレあらすじや感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。
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映画「イントゥ・ザ・スカイ」の作品情報
【公開日】
2020年1月17日
【上映時間】
101分
【監督・制作・原案】
トム・ハーバー
【脚本】
ジャック・ソーン
【出演者】
アメリア・レン:フェリシティ・ジョーンズ
ジェームズ・グレージャー:エディ・レッドメイン
アントニア:フィービー・フォックス
ジョン・トリュー:ヒメーシュ・パテル
ピエール・レン:ヴァンサン・ペレーズ
「イントゥ・ザ・スカイ」のネタバレあらすじ
1962年ロンドン。
ロンドンの空は今日も雲行きが怪しく嵐の予感。
そんな空の下、ある広場では賑やかにイベントが開催されていた。
カラフルな露店が並ぶ中で一際目立つレトロなデザインの可愛く巨大な気球。
これは、気球飛行高度世界新記録を打ち立てるため、気球操縦士アメリア・レン)と科学者であり気象学者のジェームズ・グレーシャーの出発を見送るための一大イベントであった。
アメリアは衣装で着飾り、声援を送る観客たちにパフォーマンスをみせる。
その反対に真面目な気象学者のジェームスはせかせかと出発準備を始めていた。
フランスが保持する高度世界記録を打ち破ることはイギリス人にとって大きな夢だった。
声援に包まれながら気球は空に昇っていった。
ぐんぐんと空に駆け昇る気球。上空から眺めるロンドン、ジェームスにとって全て初めての経験。
見たこともない街の景色や大きく広がる空の色は、どれも新鮮で美しく目に映る
のだった。
気象学の可能性を信じるジェームスの孤独な戦い
彼は、気球に乗るのが夢であった。科学的に天気は予報出来ると信じていたからだ。
彼は気象予報士として研究をしていたが彼の予報する天気はよく外れる。
世間からは認められず馬鹿にされていた。
科学者が集う王立協会の学会でジェームスは
「天気が予測できれば命を救える。それには気球に乗って空のことを知りたい。資金集めに協力をしてください!」と訴えたが、笑われてばかりで相手にされない。
学会の様子は新聞にも掲載され、ジェームスの父は悲観な趣きで息子に呆れていた。
ジェームスは「ニュートンだって最初は疑われたんだ」と父に歯向かったが、「ニュートンとは訳が違う」と父からも相手にされないのであった。
性格の合わないアメリアとジェームスの最初の試練
上昇する気球の小さな籠の中で、性格の合わない2人は険悪なムードが漂っていた。
雲行きの怪しさを表すかのように、気球は雲の中へ突入するのだった。
初めて触る曇にジェームスは胸を躍らせていた。
一方アメリアには何か記憶が蘇り、ある詩を口ずさんだ。スペンサー作、蝶の運命だ。
共鳴したジェームスも一緒になって詩を口ずさみ、2人に初めて共通の趣味があることを知
った。
アメリアには亡き夫で気球操縦士のピエールとの思い出が蘇ったのである。
束の間、雲の中で大嵐に見舞われる。
風の勢いでアメリアは気球から放り出されそうになるも、ジェームスが彼女の手を掴み引きづり上げ、ピンチを抜けたのだった。
嵐を乗り越えた雲の上はまた格段と別世界の美しさが広がる。
二人の出会いと空への想い
社交会で2人は出会った。
当時アメリアは2年前の気球飛行旅行で亡くした夫の死から立ち直れず、引きこもりがちになっていた。
そんなアメリアを心配する姉が無理矢理、気晴らしになるからと社交界に連れ出すのであった。
一方ジェームスは、科学者として仲間を探すことと、研究資金の援助を求めて社交会に忍び込んだのであった。
アメリアは過去に気球旅行をした悲劇の操縦士として当時新聞記事にもなっていたため、有名人であった。
ジェームスはすぐにアメリアを見つけ、一人の男性として振る舞い近寄ったが、アメリアはすぐにジェームスは何かワケありで自分に近づいたことを見抜くのだった。
ジェームスは正直に自分のことを話し、アメリアへの尊敬の意を示し、気球操縦士の力が必要だと告げた。
君の力が必要だと。
彼の気象学にかける想いはアメリアの心の奥を突くのであった。
後日アメリアは、早速自分の持つ知識を活かし気球製造工場で気球制作に携わっていた。
アメリアを心配する姉は、彼女に女としての幸せを願い、もう気球に乗るのはやめて地に足をつけて自分と向き合いなさいと指示するのであった。
アメリアは、「私がまた気球に乗るのは、私が求めたから。空の上にいる時が一番の幸せで、私の気球操縦の知識を活かしたい」と本心を強く姉に言うのであった。
気球は風に乗り、美しい空の旅をしていた。
まさにアメリアの言う幸せの空間。
すると、小さな黄色の蝶が気球にとまるのであった。
こんな上空でありえない。
しかし、蝶は一匹ではなく群れになって飛んでいた。
アメリアにとってもこの光景は初めてのもので、感動していた。
「夫が見たら喜んでいたわ。」
「彼は勇敢な人で可能性を信じる人だったけど、1番揺るがなかったのは世界の美に対する愛だった」と、夫のことを話したがらないアメリアがポロっとジェームスに夫のことを初めて話した瞬間だった。
アメリアの 藤と回想
気球打ち上げ日が迫る中、アメリアは過去の事故を思い出し今回の企画を辞退することにした。
自分の口で説明するために、彼女はジェームスの在籍する大学に自らの足で立ち入るのであった。
当時女人立ち入り禁止の校内では、周りからの視線と対応は冷たいものであった。
ジェームスの研究室に突撃訪問し、辞退する意思を伝えたアメリア。ジェームスは落胆するが、アメリアなしでは飛べないため彼女の要望を受け入れるしかなかった。
その頃、ジェームスの父は認知症を発症し、記憶や時系列が曖昧な状況。父と息子の共通の趣味である天体観測の話、星の話になると意識がはっきりとし、息子の気球飛行を応援していた。
そんな父に、ジェームスは飛行旅行の中止を伝えることができずにいた。
世界新記録到達、もっと上へ
気球は順調に世界記録を打ち破り、新記録を打ち立てた。
「さぁ戻りましょう。」と目標を達成したアメリアは提案する。
対し、ジェームスにとってはここからが本番。
もとも大気のデータを採集したかったのだから、彼は強く意思表示をする。
「誰もまだ大気に何があるのか知らない。新しい発見ができる。これは命よりも大切なことなんだ!」と熱くなるジェームス。
アメリアは怒り「あなたはあなたをバカにしてきた人たちへの見返しにこだわってるだけ。それは科学でもなんでもない!」と二人は言い合いに。
「ちがう!見てくれよこの空を!!」とジェームスが示す空には美しく輝く無数の星とたくさんの流れ星。
「これ以上に美しくミステリアスなものは他にないよ。多くの星たちが僕らをのぞいて見てる。僕らは星の中で踊ってるんだ」とあまりの美しい空に二人の怒りは冷め、その美しさに見惚れるのであった。
気球のバルーン生地に目線が逸れると、ラテン語で刺繍されたCAELUM CERTEPATET、「空は開かれている」の文字が風に乗っていた。
開かれた空に駆け昇れるというこのメッセージはアメリアのこだわりで気球に刺繍したのだった。
アメリアの 藤と回想2
ある晩、一人の男が一冊のノートを片手に、飛行を辞退したアメリアの自宅へ訪問した。
彼はジェームスの友人で研究仲間のジョンだった。
ジョンがアメリアに託したノートはジェームスの研究した雪片形成について描かれた図録だった。
美しい図録と研究内容にアメリアは見惚れるのであった。
ジョンはつかさず、ジェームスの才能や気象学への情熱を伝えた。
しかし残念ながら、その日ジェームスが予報した雪が降るという天気予報は外れていて、説得力に欠けるものであった。
だがジョン自身がジェームスの才能を信じていて「彼はしばしば重要な発見もする。一緒に飛べばわかります。」と語る。
つかさずジョンはアメリアにも「あなたは空を飛ぶ義務があります。世界(人々の考え)を変えるチャンスだからです。あなたはこれを果たさなければならないんです。」とアメリアの可能性も信じ、背中をおした。
アメリアはその夜、亡き夫の墓のもとへ。すると、予測の外れたはずの雪が舞うではないか。
アメリアの中に彼を信じてみてもいいかもしれないという思いが芽生えた。
亡き夫の墓石に刻まれたメッセージ「CAELUM CERTE PATET 空は開かれている」。アメリアはもう一度、気球に乗る決意を固めた。
アメリアの辛い過去
そして上空26500feet(8080m)に到達。
気温はマイナス15°。
「混沌の中に秩序をもたらすのが科学」
ジェームスが以前から掲げる科学への強いとともに、二人は上空に昇る。
高度が上がれば上がるほど湿度と温度が下がり水蒸気がなくなっていくことを発見。
次々と新発見をする中、ジェームスは寒さの限界を知ることになる。
彼は研究道具を積むために自身の防寒着を用意していなかったのだ。
ますます生命は危機に晒される。
ジェームスは酸欠状態で死が隣り合わせになっていた。
アメリアは「戻らなきゃ死ぬ」と忠告したが、正気を失ったジェームスはついアメリアに「君の夫だってむこうみずなせいで命を落としただろ、僕もそれと同じなんだ」と言ってしまうのだった。
「何も知らないくせに!」と口論。
「この旅は私が操縦士。もう一度、考え直して。」
そして彼女は初めて自身の気球飛行事故を話すのだった。
事故当時、アメリアは自分のことだけを考えて、夫の指示通り気球の重量を減らすため、服を脱いだり荷物を捨てたりした。
夫はアメリアを抱き寄せた。アメリアは慌てて、まだ何か案があるはず!と夫に言ったのだったが。
「僕に居場所を与えてくれてありがとう。」と夫は言い、「上を見て!!」と最後に一言残し、彼は自ら身を投げてしまった。
アメリアを護るため。
「自分のせいで他人を殺すと、一生自分を許せなくなるのよ」とジェームスに伝える。
初めてアメリアの辛い過去を知り、心痛めたジェームスは2人で生還することを決意した。
下降準備をするが気球が故障、アメリア決死の修理
下降準備を始めるアメリア。
しかし、気球のガス放火弁が開かない。
このままでは下降するどころか上昇する一方。
ジェームスは低酸素病が激しく、意識を失いかけている。
アメリアは一人で気球の風船部分によじ登って修理することを決意したのだった。
凍傷で赤ギレした血まみれの手、十分にない酸素、それでも必死に登る。
足を滑らせて、宙吊になったアメリアは生きるのを諦めかけた。
その時、夫の声が聞こえ、気球の中の優しい思い出がアメリアを包んだ。
「ありがとう、僕に居場所を与えてくれて。」
愛にあふれた彼の言葉が、アメリアを覚醒させた。
ギリギリにの体力でまた手を伸ばし、気球のてっぺんに登る。
てっぺん部分のガス放火弁に到達し、最後の体力を振り絞り開けようとするが、開かない。
彼女の靴が放火弁に挟まると、プシューと空気が抜ける音が。放火弁が開いたのだった。
アメリアは安 から意識を無くしそのまま倒れ込んでしまった。
36010feet、1万980メートルに達していた。
下降がはじまり、アメリアは気球から滑り落ちてしまう。命綱で一命は取り留めるものの、宙吊り状態。
ジェームスに助けを求めるが、彼は意識を失くし眠ったまま。
アメリアは力を振り絞って、一人で気球の籠にたどり着いたのだった。
打ち解ける二人
意識不明のジェームスに近寄り、名前を呼ぶ。
するとおぼろげに目を覚ますジェームス。
アメリアはつかさず「湿度計の針が泡を吹いてるわよ」と彼が興味をを掻き立てる事を並べ、彼の意識を取り戻させようとした。
ジェームスはやはり科学者。
本当に意識を取り戻した。
「僕は無神経だった。」と反省するジェームス。
意識を取り戻したジェームスは高度、気温、湿度の記録確認をするのだった。
やっとアメリアの損傷した手に気付き、隠し持っていたブランデーで治療するのだった。
そのあまりに酷い傷を見たジェームスは
「君が、どんなことをして僕等を救ったのかは知らないけど、君は素晴らしく戦ったんだね。」と彼女を讃えた。
雪が舞う中下降を続ける気球。
記録を続けるジェームスを眺めながら、アメリアは語る。
「私がまた気球に乗ったのは、私が求めたから。夫が私に教えてくれた知識はきっと価値があるものだと思いたかったの」
彼は、アメリアを尊敬する眼差しで見つめながらも実験記録やニュートンの話を始める。
「私はあなたの話が聞きたい」と彼の話しを遮った。
ジェームスはゆっくりと科学は自分にとって安らぎを与えてくれ、「コントロールできないものに意味を与えてくれる。」と科学への想いを語った。
2人の間に舞う雪が美しい。
「様々なものは科学で説明ができるが、自然の美しさは科学では説明できないんだ。」とジェームスはこぼした。
彼の言葉は、アメリアの夫の世界の美に対する愛と結びつき彼女の心に暖かさを与えた。
すると、雪の動きに異変をみつける。雪が止まって見えるのだった。
雪が止まっているのではない、気球が猛スピードで雪と同じ速さで流されているのだった。
墜落の危機と危険な着陸
異変はすぐに、2人の生命をまたも危険に晒した。
墜落から免れるために、気球の重量を減らさなければならない。
急いで荷物や服を脱ぐ2人。この光景は、アメリアの過去の記憶と同じだ。
アメリアは、「私はこれ以上生きる必要はない。」と言い、夫と同じように身を投げようとする。
しかし、「彼は君が死ぬなら僕も死ぬ。」と言い、一緒に生還すると宣言。
ジェームスは1番重たい籠を気球の風船部分から切り離す作戦を思いつく。
2人は風船に繋がれた細い鉄の輪にしがみつき、籠を切り離した。
急速度で降下する気球。籠を切り離してもまだ尚重たい。
アメリアは、また身投げを試みるがジェームスが引き止めた。
「風船の紐を切ってパラシュートにしよう」とまたも斬新なジェームスのアイディアで、一か八か不安定な空中の中で紐を斬ると見事に風船がパラシュートとなった!
速度を落とした気球は、それでもまだ猛威を振るう。
農地に運良く着陸できそうても、地上の木々につっこみジェームスは飛ばされて、アメリアは止まらない気球に数メートル引きづり回されるのだった。
無残に着陸した気球の後ろは皮肉にも美しい夕空。自然の美しさと猛威は常に共存するの
だった。
生還した二人
アメリアは目を覚まし、「ジェームス!!」と叫び彼を探す。
何度も何度も彼の名前を呼ぶと、遠くから「アメリア!!」と返事が。
彼は、地面に いつくばりながら彼女を捜し彼女の元へと向かっていた。
アメリアも立ち上がり足をひきづりながらジェームスの元へ向かう。
2人は生還したことを噛みしめ、アメリアは「立てる?」とジェームスに尋ねる。
ジェームスは「立てない」と言ったがアメリアが「手伝うわ」と言う。
「それなら自分の足だけで立つよ」とジェームスは自らの足で立ち上がった。
広い野原。地にやっと足をついた喜びが湧き上がる瞬間だった。
二人のもたらした成果、上を見つづける勇姿
2人の打ち出した上昇記録は1万1280メートル。
2人の気球操縦士は月と星に人類史上最も近づいたとタイムズ誌に掲載され、喜びながら新聞記事を読み上げる父がいた。
ジェームスの採集記録から大気は複数の層に分かれていることが判明した。
その発見は初の科学的な天気予報につながるのだった。
学会でジェームスは、研究結果を発表する場でこう語る。
「この発表ができたのは、たくさんの幸運、たくさんの人の助け、そしてアメリア・レンの勇気のおかけです」
「私たちの冒険はただの楽しい話だけでは終わらせるのではなく、知識を向上させ人々に豊かさと幸運をもたらすものです」と胸を張って語るのであった。
あれだけ批判していた科学者たちは、ジェームスを讃え会場は拍手喝采となった。
二人の飛行は新たな発見をし、世界を変えるものだった。
アメリアは姉親子と、曇った悪天候の中笑いながら小高い丘を駆け巡り凧揚げをする。
「世界は見ているだけでは変わらない、自分が選ぶ生き方で世界は変わるのです」と彼女は語る。
その後もまた2人は気球操縦士として空を飛ぶ。
「上を見て。空はいつも開かれてる。」
そんな言葉を胸に。
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映画「イントゥ・ザ・スカイ」の感想と考察
「イントゥザ・スカイ」は気球操縦士と気象学者ふたりの夢と挑戦で世界を変えたヒューマンアドベンチャーエンテーテイメントです。
アメリア役フェリシティの体当たりアクションが凄い
ジェームス役のエディの演技とアクションも凄いのですが、アメリアを演じたフェリシティがとにかくハイレベル。
気球のバルーンによじ登るシーンは実際に上空で撮影されたものです。
フェリシティがスタンドに耐えながら、「アメリアとしての優美で繊細な姿を演じきったのは見事だ」と監督も絶賛しています。
また、彼女がジェームスを母親のような眼差しで包み込む優しさや、男女差別の激しい時代に強く自分の気持ちを信じ、人生を選ぶ強い姿は、女性の持つ真の強さを讃えるメッセージ性も込められているとおもいます。
気球修理も一人でこなすガッツは、まさに現代社会にも通じる女性の強さだと思いました。
リアリティへの徹底的なこだわり
監督、演出家、脚本家、俳優陣すべてが未知なることに挑戦し一つの映画として完成させてしまった素晴らしい映画です。
例えば映画で使われた気球は世界初となる1800年代のガス気球のレプリカを創り上げてしまったいました。
リアリティを表現するための上空撮影、役者はテイクの合間に氷の中で体を冷やし、震えや青い唇をつくるなど。
一流のプロの力が合わさると驚異的なパワーが発揮されます。
その驚異を感じて観てください。
映画「イントゥ・ザ・スカイ」の評価とまとめ
挑戦することに勇気を与えてくれる映画です。
未知への挑戦系を描く映画は他にもありますが、イントゥ・ザ・スカイは今まさに何か挑戦しようとしている人たちに強いエールを送る特別な映画と言えるでしょう。
アメリアとジェームスのふらりの姿から、自分の信じる道が少し世間とズレるだけで、どんな時代も不自由な思いをするかもしれません。
しかし自分を信じることは自然なことであり、自然の姿は美しいんだとこの映画は教えてくれます。
特に、アメリアの女性の持つ強さはこれからの時代を生き抜く大きなヒントともなります。
そして何度もメッセージにある「上を向いて!」は、下を向きがちな現代人にとって明確で楽天的なのがとても素敵だと思いました。
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