「キューティ・ブロンド」はロバート・ルケティック監督の作品で、監督はこの「キューティ・ブロンド」で大成功を収め、後に数々のコメディやラブコメ作品を制作した。

陽気でおしゃれ命の天然ブロンド娘のエル・ウッズがハーバード大のロースクールに入学し、奮闘するサクセスストーリ。

ブロンド娘のエルを演じるのは「クルーエル・エディション」などのリース・ウィザースプーン。

ブロンド娘=おバカというイメージを皮肉った内容で、低予算ながら、全世界でスマッシュヒットとなり、日本でも大人気の作品でエルのファッションや、エルのポジティブさ、不屈の精神が評価され「女子のバイブル」とも言われている。

それでは、映画「キューティブロンド」のネタバレあらすじ結末や感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。

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映画「キューティ・ブロンド」の作品情報

【公開日】
2002年4月27日

【上映時間】
96分

【監督】
ロバート・ルケティック

【脚本】
カレン・マックラー・ラッツ
キルステン・スミス

【出演者】
エル・ウッズ:リース・ウィザースプーン
エメット・リッチモンド:ルーク・ウィルソン
ストームウェル:ホランド・テイラー
ヴィヴィアン・ケンジントン:セルマ・ブレア
ワーナー・ハンティントン:マシューデイビス
キャラハン教授:ヴィクター・ガーバー
ポートレット:ジェニファー・クーリッジ
ブルック・テイラー・ウィンダム:アリ・ラーター

映画「キューティ・ブロンド」のネタバレとあらすじ

見事な天然ブロンドに、ファッション、美容が大好きで陽気で元気いっぱいのエル・ウッズ、大学卒業を控え、彼氏ワーナーからのプロポーズを待っていた。

ある日、政治家を志望しているワーナーからブロンド娘は議員の妻に相応しくないという理由で振られてしまう。

諦められないエルはワーナーに認めて貰おうと一念発起し、ワーナーと同じハーバード大学のロースクールを目指し、猛勉強し見事合格する。

張り切って、大学に通い出したエルだが、ピンクだらけのファッションでバービー人形みたいなエルは周りから浮きまくる…が持ち前のポジティブさで道を切り開いていく。

GO GO エル!

見事な天然ブロンドにファッションが大好きで完璧のルックスを持つエル・ウッズ、ロサンゼルスの大学に通い、専攻はファッションで成績はオールA、社交クラブ「デルタ・ヌー」の会長も務めるブロンド娘。

エルにはワーナーというハンサムで議員志望の彼氏がおり卒業を控え、エルは、そろそろプロポーズを期待していた…そしてある日、ディナーに誘われ今日こそはと期待する。

とびっきりおしゃれをしてディナーに行くエル。

しかし、ワーナーから別れを告げられてしまう、「マリリン・モンローは政治家の妻向きではない」とブロンドを理由に振られてしまう。

意気消沈し、一週間も引きこもるエルだが、ワーナーと同じ名門ハーバード大のロースクールに入れば、ふさわしい彼女と認めて貰えるのではと考える。

そして、早速クラブのメンバーたちにも協力してもらい、猛勉強をし、試験をパス、入学入試の一環のビデオ論文もビキニで自分を推薦するという独創的なビデオが目に留まり見事合格となる。

エル、ハーバードへ

お気に入りのピンクファッションで愛犬のブルーザーと共に大学の寮に引っ越してくる、バービーの様な見た目で周りから浮いているエルは好奇の目で見られる。

最初の授業で厳しいストームウェル教授の洗礼を受ける、宿題を忘れてしまったエルは授業を追い出されてしまう。

中庭で怒りながら落ち込んでいると、隣にいたエメットという先輩に声を掛けられる、エメットは親切に色々な教授の講義の注意点を教えてくれた。

するとそこに、ワーナーがやって来て声を掛ける。

エルは喜ぶがワーナーの所にヴィヴィアン・ケンジントンという女性がやって来て、彼女と婚約していると聞かされ、ショックを受ける。

エルはショックのまま、気分転換に車を走らすとネイルサロンを見つけ飛び込む。

そこでネイルを担当してくれたポーラの前で「彼の為に苦労して入学したのに、婚約までしていた」と泣きながら愚痴る。

ポーラは黙って聞いて慰めてくれ、2人は意気投合し、ここに来て初めての友達ができる。

エル、奮闘する

相変わらず、浮きまくっているエルだが、皆と仲良くなろうとするが毛色が違うエルは拒絶され、勉強グループにも入れて貰えない。

しかも、ヴィヴィアンからは露骨に嫌がらせをされて、一人ぼっちで落ち込むエル。

するとヴィヴィアンがパーティをすると寮生に話しているのを聞き、参加させて欲しいと言うと、仮装パーティだからと、参加を快諾される。

パーティの当日、ピンクのバニーガール姿で会場に行くと、仮装パーティというのは嘘で普通のパーティだった。

馬鹿にするヴィヴィアンに負けじと嫌味を言い返し、そのままワーナーの元へ。

そこで、キャラハン教授が授業で言及していた、成績上位者にはキャラハンの事務所で実際に事件の弁護に参加できるインターン生の話になるが、ワーナーは「君の頭では無理だ」とエルを馬鹿にする。

その言葉に火が付いたエル、そのままパーティを後にし、まずはパソコン(もちろんピンク色)を買い、部屋に戻り猛勉強を始める。

以前は興味が無かったニュースを見て、エクササイズしながら本を読み、ポーラの所でヘアセット中も勉強をし、授業でもバンバン発言していくエル。

そして、猛勉強の末、見事キャラハンの事務所のインターンとして選ばれる事に!

他二名はヴィヴィアンとワーナー。

そして、そこにはエルに講義のアドバイスをくれたエメットもおり、彼は事務所の弁護士だそうで、大学には調査で来ていたとの事。

エル、見習い弁護士になる

エルたちは夫殺しの妻ブルック・ウィンダムの弁護を担当する事に。

事件の概要はブルックの夫が撃ち殺され、娘(ブルックと娘は血は繋がっていない)とプールの掃除係の男性が、死体の横で立ち尽くしている妻ブルックを発見。

夫とブルックは37歳差で後妻として結婚、保険金目当ての殺人だと思われていたが、ブルックもダイエットレッスンのビジネスで成功しており、金目当てではない様だった。

収監されているブルックに面会しに行くと、ブルックはエルの大学の社交クラブのOBでエルも彼女のレッスンに参加していて、顔見知りだった。

ブルックは無実を訴え、アリバイもあるが言う事は絶対にできないと口を閉ざすが、エルだけは彼女の無罪を信じていた。

後日、エルだけブルックの元に訪問し、彼女を元気付けアリバイを聞き出そうとするが、ブルックは恥ずかしいから言いたくないと説得するエル。

そうすると夫が殺されていた時、ブルックは脂肪吸引をしていた。

エクササイズでビジネスを成功させているのに、本人が脂肪吸引をしているなんて恥だからエルに黙っていて欲しいと言う。

エルは事務所に戻り、ブルックはやっぱり無実でアリバイもしっかりあるが約束をしたから言えないという。

キャラハンは怒るがエルは秘密を守り通し、他にも無実の証拠があるはずとエメットと一緒に証拠を探すが、義理の娘とブルックが上手く行っていなかった事ぐらいしか掴めなかった。

その日の夜、エルの部屋にヴィヴィアンがやって来て、ブルックの弁護に対してエルの真っ直ぐな姿勢は尊敬すると褒め、実はワーナーは補欠候補だったけど父親が口添えをしたのよと教えてくれて、2人の距離は縮まる。

エルは当初ワーナーを追いかけて来ただけだったが、次第に弁護士になりたいと思う様に。

初公判の日、娘とプール係の男が証言台にあがり、プール係の男はブルックと不倫をしていたと証言し、ブルックは不利の立場に。

しかし、休廷中にエルはプール係の男に「去年モデルのプラダの靴なんて…」と靴をバカにされる。

その時エルはブランド靴に詳しい男はゲイに違いないと気付き、エメットに伝える。

反対尋問が始まり、エメットがエルの言葉を信じ、プール係の男に巧みな話術でゲイである事を吐かせ、ブルックとの不倫はなかった事を証明する。

第一回目の公判が終わった後、エルはキャラハンに呼ばれる。

キャラハンの待つ部屋に入ると、キャラハンにセクハラ紛いの事を言われ、体の関係を求められる。

その現場を目撃してしまったヴィヴィアンは、エルがキャラハンに迫っていると勘違いして非難する。

エルは自分の能力を認められたのでは無く、体目的でインターンに選ばれたのだと思って落胆する。

事情を知ったエメットが止めるのも聞かず、失意の中ロスに戻る決心をする。

最後に最初に仲良くなったポーラ店の元へ行って事の顛末を話して、「皆、私を見た目でしか判断してくれない…」と言いロスに戻る事を伝える。

すると、店にちょうどヘアセットしに来ていたストームウェル教授が「そんなゲス男の為に夢を諦めるの?」と激励され、もう一度、裁判に戻ろうと思い直す。

エルの快進撃

エメットとヴィヴィアンはブルックの面会に行き、2人にキャラハンからセクハラを受けエルが辞める事になったと伝えることで、ヴィヴィアンは誤解していた事にショックを受ける。

エメットはエルが戻って来られるような道はないかと考える…

そして二回目の裁判の日、法廷でブルックはキャラハンにクビを言い渡し、代わりの弁護士を雇った。

そこに勝負服の全身ピンクでキメたエルが現れた。

キャラハンは反対するが、エメットが監査人になる事で学生のエルでも弁護ができるということで、ブルックの弁護士となったエル。

傍聴席にはエルの活躍を応援しに来た、社交クラブの友達とポーラの姿が。

義理の娘への尋問が始まり、たどたどしく質問していくエル。

娘はその日、美容院でパーマをあてて、帰ってきてシャワーを浴びていて、犯行時間はシャンプーをしていて銃声は聞こえなかったと証言する。

難航しているかの様に見えたが、不審な点に気付く。

エルは娘のカーリーヘアに目を留め、パーマをあてた日にシャンプーしてしまうとパーマの液剤が落ちてしまい、そんな見事なカーリーヘアにならないはずと断言。

娘はブルックを撃とうして間違えて父親を撃ってしまった事を白状し、ブルックの起訴は取り下げられた。

エルは見事に真犯人を見つけて勝訴。

裁判の後、ワーナーがエルの元にやって来て寄りを戻して欲しいと言うが、エルは弁護士を目指すからおバカな男は要らないと断る。

エル、夢に向かって

時は流れ、卒業の日にエルは卒業生代表に選ばれ、檀上でスピーチをする。

卒業式には、ポーラもエルの両親も誇らしげにエルの門出を喜び見守っている。

エルは、「法の現場でも人生においても情熱と信念を持ち続ける事が重要、第一印象で決めつけるのは危険な事」と見事なスピーチをして拍手喝采を浴る。

最後に「We did it!」と叫び、アカデミックキャップ(卒業の時に被る四角い帽子)を投げる。

エルはその後、ボストンの優秀な弁護士事務所へ就職が決まり、エメットとお付き合いをすることになる。

ヴィヴィアンはワーナーを捨てエルと親友になり、ポーラは新しい彼氏ができ現在妊娠中と幸せな生活を送ります。

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映画「キューティ・ブロンド」の感想と考察

元気が出る映画ナンバーワン!

コメディタッチの映画で最初から最後まで、ずっと笑えて楽しめる。

あまり憎らしいキャラクターも出てこず、最後も皆が幸せで終わり、超ハッピーエンドなので安心して見られる。

最後のよりを戻したいと言うワーナーに投げかけた返事もスカッとした!

エルのポジティブな性格に、信じた道を突き進む姿勢。

そして周りから浮いても自分のスタイルを貫くところを見ると元気が貰え、自然と笑顔がこぼれてくる。

はじめは元気な軽いアメリカンガールだと思っていたが、エルは一味違う。

並々ならぬ努力、めげない精神力を持った芯の強い現代を代表する女性の一人。

そして、なんといってもエルのファッションが、めちゃくちゃカワイイ!

エルカラーとも言える、ひたすらピンクとキラキラ、ファッションだけ見ても元気が貰えそう。

インターンに参加した時のシックなスーツ姿も、とってもおしゃれだが、やっぱり最後はピンク!

元気がない時は、ぜひ「キューティ・ブロンド」を見てパワーチャージして欲しい。

エルの激カワファッション

この映画の魅力の一つは、やっぱりエルのファッション!

そんなエルの激カワファッション、この作品の中でエルが着用した衣装は約60着もあり、リース・ウィザースプーンは全ての衣装を買い取ったそうだ。

ピンクのワンピースにスーツ、ビキニ、靴と映画の中のほとんどがピンク色で見ているだけでカワイイとなってしまう。

しかも、衣装だけではなくエルの小物もほとんどがピンクで、エルが授業で使っていたフワフワ羽根のピンクのペンとキラキラピンクのノート、ピンクの電話、極め付けはキャラハンに出した履歴書もピンクで香りつき。

でも、ピンクじゃない時もちゃんとあり、入学後の一日目はシックなグリーンのスーツ風の衣装は超カワイイ。

インターンになった時はシックでおしゃれなスーツと、とにかく衣装がとっても魅力的で、ぜひエルファッションに注目して欲しいですね。

エルのポジティブシンキング

ポジティブシンキングで何事にも真っ直ぐなエル。

入学早々、派手目なエルに皆が好奇の目を寄せるが、そんな事気にせずルンルンで学内を練り歩き、その後も自分のスタイルは変えず、自分に自信を持ち続けるという強さ。

ヴィヴィアンに嫌味を言われても、ワーナーに馬鹿にされても、それを糧に上を目指す向上心があり、何があってもブルックを信じると決めて突き進むエル。

そんなエルを見習いたい所がいっぱいで、努力家で人に優しくて可愛いという理想の女の子ですね。

リース・ウィザースプーンの魅力

元気いっぱいの可愛いエルを演じたのはリース・ウィザースプーン。

彼女はこの「キューティ・ブロンド」で知名度をあげ、その後「メラニーは行く」「幸せの始まりは」など数多くの作品に出演し、「ウォーク・トゥー・ザ・ライン」ではアカデミー主演女優賞に輝いた。

キラキラした笑顔でファニーフェイスの魅力がたっぷりのリース。

明るいエル役ははまり役で、あのピンクだらけの衣装を着こなすスタイルの良さと可愛さなど、彼女をこれからも応援し続けたい。

映画「キューティ・ブロンド」の評価とまとめ

まさにガールズパワー満杯、女子の支持率ナンバーワンの映画とも言える「キューティ・ブロンド」。

この映画は全世界でスマッシュヒットし、続編のエルのその後を描いた「キューティ・ブロンド ハッピーMAX」も制作されています。

こちらでもエルの元気な姿が見られ、さらにエル・ウッズのバービー人形も作られた。

日本でも人気が高く、ミュージカルの舞台化が話題となった。

この様に社会現象まで巻き起こした「キューティ・ブロンド」は女子におススメの映画で、エルからピンクパワーを貰って欲しいですね。

そして「キューティ・ブロンド」第3弾が今年2020年に全米公開予定とか。

もちろんリース・ウィザースプーン主演だそうで、日本での公開も待ちきれない!

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