「アルマゲドン」は1998年7月1日にアメリカで公開された映画で、アカデミー賞やゴールデンラズベリー賞など数多くの賞に受賞しました。
20世紀末スペースシャトル「アトランティス」が小惑星の直撃を受けました。この小惑星は18日後に地球に直撃することが判明・・・。
この小惑星の軌道を変えようと14人の人間が集められました。
地球の運命と彼らの命はどうなるのでしょうか。
ハラハラドキドキが止まらない「アルマゲドン」のあらすじや感想を詳しく紹介していきます。
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目次
映画「アルマゲドン」の作品情報
【公開日】
アメリカ:1998年7月1日
日本 :1998年12月12日
【上映時間】
151分
【監督】
マイケル・ベイ
【脚本】
ジョナサン・ヘンズリー
エイブラムス
【出演者】
ブルース・ウィリス
ビリー・ボブ・ソーントン
リヴ・タイラー
ベン・アフレック
ウィル・パットン
ピーター・ストーメア
キース・デヴィッド
スティーヴ・ブシェーミ
「アルマゲドン」のネタバレあらすじやラストシーンや結末
20世紀末、人工衛星を修理中のスペースシャトル【アトランティス】との交信が突然途絶えました。
映像を解析した結果、流星雨の直撃を受けたことが判明!
この流星雨はアメリカ東海岸からフィンランドに至る範囲に降り注ぎ、ニューヨークなどの都市に壊滅的打撃を与えました。
さらなる調査でテキサス州に匹敵する小惑星が18日後に地球へ直撃することが判明!
地球環境に致命的ダメージを与え、死の惑星へ変えてしまいます。
NASAの考えた手段!
NASAが立案した小惑星の衝突を回避する手段は、小惑星に穴を掘り、核爆弾を爆発させて軌道を変えるというものでした。
この作戦を遂行させるために石油採掘をしているハリーが招集されました。
NASAはハリーに穴掘りを教えてくれと頼みます。
しかしハリーは「採掘には熟練されたわざとセンスがいる。自分は祖父の代から受け継いでいるが未だに模索中だ。掘るだけなら自分達が行く」と言い仲間たちを集めます。
集められたハリーの仲間たちは小惑星の衝突を知り、自分達が行くしかないと決心する。
宇宙への旅立ち
普通の宇宙飛行士は何年も訓練しますが、ハリーと仲間たちはわずか12日しか訓練する時間がありませんでした。
宇宙へ飛び立つ前夜、ハリーと仲間たちは最後の夜を楽しみます。
家族と会う者、友達と楽しむ者、恋人と結婚を誓う者などそれぞれ最後の夜を過ごしました。
NASAの乗組員6人とハリーの仲間8人は2チームに分かれてスペースシャトルに乗り込みます。
大統領は全世界に向けてメッセージを発表しました。
「我々は危機的状況にあります、これは聖書で言うアルマゲドンです。世界の皆さんで彼らを見守ろうではありませんか。神のご加護と幸運を願って」
14人を乗せた2機のスペースシャトルはみんなの願いを胸に宇宙へ飛び立ちます。
小惑星へ着陸
宇宙へ飛び立った後、途中燃料補給のため立ち寄った宇宙ステーションで給油の最中に燃料が漏れたことが判明しました。
なんとか脱出することができ、小惑星の裏側にたどり着いた2機は客陸を試みます。
小惑星の周りには大小さまざまな隕石が降り注ぎ、その1つが1機にあたり墜落。
NASAのクルーは死んでしまいましたが、ハリーの仲間たちは何人か生き残りました。
もう1機のスペースシャトルは無事に着陸しましたが、NASAの地質学者だという1人が「ここは着陸地点から40キロ離れた場所、地盤磁力の強い酸化鉄の場所だ」と計算し、掘削するには非常に困難な所に着陸してしまいました。
掘削開始
そこがどんな場所であろうと残り8時間しかないので、そこで掘削するしかありませんでした。
掘削作業を始めてみるものの、見たこともない金属の層にあたりドリルが2個壊れてしまいました。
さらにトランスミッションも壊れてしまい、修理することに。
「何メートル掘り進んだ、予定では60メートル堀進んでなければいけない」と聞かれ、ハリーは「17メートルだ」と答えます。
あと2時間半で240メートル掘り進めないといけません。
NASAのクルーはもう無理だと諦め、第2弾の作戦に移ろうとしました。
作戦第2弾
第2弾の作戦とは核爆弾を地表に降ろし遠隔装置によって破壊するというものです。
ハリーは「表面で爆発させても何の意味もない。絶対に掘れる」と説得しますが、大統領命令で任務が失敗に終わったと判断され、起爆装置がNASAによって作動させられてしまいます。
ハリーは起爆装置を止めろと言いますが、NASAのクルーは俺にそんな権限はないといいます。
そこでハリーは勝手にコードを切って起爆装置を止めてしまいました。
掘削作業を再開しますが、またもドリルが壊れてしまいます。
もはやダメかと諦めかけたハリーですが、そこに墜落したもう1機のほうの仲間たちが合流しました。
ようやく240メートルまで掘ることができましたが、残り38分で爆弾をセットし逃げなければなりません。
運命の選択
穴を掘ることに成功したハリー達ですが、ここで新たな問題が発生。
核爆弾のリモート起爆装置が壊れていたのです。
誰かが惑星に残って核爆弾を爆発させないと小惑星が地球に衝突してしまいます。
話し合いをした結果クジで決めることに。
その結果ハリーの仲間が残ることになりました。
そいつはハリーの娘と婚約していた人です。
ハリーが下まで送ると言い、仲間とともにエレベーターに乗り込みますが、下まで付くと仲間をエレベーターに押し込み自分が残ると言います。
結婚に反対していたハリーは最後に「いつも息子のように思っていた。自慢の娘婿だ」と言い別れを告げます。
作戦の終わり
ハリーを残し、飛び立とうとするスペースシャトルですが、エンジントラブルに合ってしまいます。
NASAのクルーが機械をたたきエンジンをかけることに成功します。
なんとか脱出することはできましたが、ハリーがなかなか爆弾のスイッチを押しません。
ハリーは爆弾のスイッチを穴の中に落としてしまいました。
なんとか這い上がってきたハリーは最後に地球を見てスイッチを押します。
スイッチを押した瞬間、今までの思い出が走馬灯のように見えてきました。
小惑星は爆発し、軌道を変えることに成功。
地球はハリーと仲間たちによって救われました。
地球に帰った乗組員たちは多くの人たちから英雄扱いされました。
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映画「アルマゲドン」を見た感想と考察
映画「アルマゲドン」地球滅亡の危機を救った14人の男たちの物語です。
笑い、感動がたくさんあるSF映画となっています。
ハリーと仲間たちの仲がすごくいい
映画序盤はハリーと仲間たちの日常を描いています。
ケンカするほど仲がいいという言葉がありますが、彼らを見てるとホントにそう思います。
いっけんケンカして仲が悪いように見えますが、惑星に飛び立ってからの彼らのチームワークを見てると、信頼しあっているのがよく伝わってきます。
ハリーという絶対的なリーダーを失ってしまった彼らが今後どういう活躍をしていくのか気になりました。
ハリーの決断に感動する
誰かが犠牲になり、小惑星を爆破させなければならない場面。
誰が行くかはくじ引きで決めることになりました。
クジの結果はハリーの娘の婚約者が選ばれました。
ハリーはこの男を嫌っていたはずですが、最後はこの男を最高の息子だと認めました。
自分を犠牲にして仲間を、そして地球を守って死んでいくところは何度見ても感動できます。
このシーンを見て泣いたという人はたくさんいるようです。
主題歌がいい
映画「アルマゲドン」の主題歌は「I DONT WANT TO MISS A THING」です。
この曲があるからこそ、アルマゲドンがさらに感動できる作品になっていると思います。
映画を見てなくてもこの曲は知っているという人は何人もいると思います。
この曲を聴くと泣けてくるという人がたくさんいるようです。
映画「アルマゲドン」を見た評価とまとめ
笑いと感動がたくさん詰まった映画「アルマゲドン」。
公開されてからかなりの時間がたちましたが、未だに名作として世に知れ渡っています。
この映画を見て泣いたという人がたくさんいるようです。
私もこの映画を見て目が潤んできました。
また、映画の主題歌も名曲です。
CMでも何度か使われていて、今でもたまに耳にしますね。
洋画はあまり見ない私ですが、この映画は何度も見ました。
映画を見て感動したことない人はぜひ見てほしい作品です。
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