公開から30年以上経った今でも色褪せることのない名作「バック・トゥー・ザ・フューチャー」。

少し変わり者の科学者ドクの人生をかけた発明品であるタイムマシンが、主人公でありドクの友人でもあるマーティーの人生を大きく狂わせていきます。

果たしてマーティーは無事、元の生活を取り戻すことができるのでしょうか!?

笑いあり、感動ありのSF超大作「バック・トゥー・ザ・フューチャー」をあらすじ、感想とともにご紹介していきます!

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映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の作品情報

【公開日】
1985年12月7日(日本)

【上映時間】
116分

【監督】
ロバート・ゼメキス

【脚本】
ロバート・ゼメキスボブ・ゲイル
【出演者】

  • マーティー・マクフライ:マイケル・J・フォックス
  • ドク・ブラウン:クリストファー・ロイド
  • ロレイン・ベインズ:リー・トンプソン
  • ジョージ・マクフライ:クリスピン・グローヴァー
  • ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン

映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のネタバレとあらすじ

ドクの発明品

高校生のマーティーは、親子二世代に渡って何をやっても失敗ばかりの怠け者。

学校では遅刻の常連で、ギターのオーディションを受けても落選、先生からも言いたい放題言われる始末。

しまいには、父ジョージが高校時代の同級生であり現在の上司でもあるビフに車を壊され泣き寝入りしたことにより、恋人ジェニファーとの旅行の予定もパーになってしまう。

そんなマーティーのもとにドクから一本の電話が。

「今夜1時15分にアーケードの駐車場で君を待っている。」

訳が分からぬまま言われた通り行ってみると、派手に改造されたデロリアンの中から防護服に身を包んだドクが現れる。

すると突然、ビデオカメラでデロリアンを撮影するよう指示するドク。

「このデロリアンが時速88マイルに達した時、とんでもないことが起こる。」

そう言い、手元のリモコンでデロリアンを操作するドク。

そして、2人のいる場所に向かってデロリアンを加速させていく。

マーティーは、猛スピードで向かってくるデロリアンにたじろぐも、突如デロリアンは眩い閃光を放ち始め、消えてしまう。

突然の出来事に唖然とするマーティーと、横で大喜びするドク。

なんとドクはタイムマシンを発明していたのだった。

誇らしげにビデオに向かいタイムマシンの説明をするドク。

彼によると、デロリアンは1分先の未来にタイムトラベルしたという。

すると突如先ほどと同じ閃光が発生し、デロリアンが再び姿を現す。

ドクとタイムマシンで「1955年へ」

ドクはタイムマシンを説明していく中で、1955年11月5日を思い出す。

それはドクがタイムマシンの構想を思いついた彼にとっての「科学の記念日」なのであった。

そしてドクはこれから25年先の未来を見てくると言い準備を始める。

しかしその時、遠くからバンが猛スピードで近づいてきた。

それは過激派のリビア人たちであった。

ドクはタイムマシンの動力源であるプルトニウムを、リビア人を騙して入手しており、それに憤怒したリビア人が報復に来たのだ。

ドクは逃走を図るも、あっさりと追い詰められ射殺されてしまう。

マーティーは間一髪デロリアンに飛び乗り必死に逃げる。

そして「科学の記念日」にタイマーがセットされたままのデロリアンは閃光を放ち始め、姿を消していくのであった。

「ドクを探せ!」

1955年へとタイムスリップしたマーティー。

タイムスリップの衝撃で正常に作動しなくなったデロリアンを一旦隠し、唯一の希望である30歳若いドクを探すことに。

しかし、その道中でまだ高校生の父親ジョージと鉢合わせてしまう。

その後一瞬見失うも、木によじ登って覗きを行っているジョージを発見する。

下着姿の女性を見るのに夢中になっていたジョージは手を滑らせ、道路へと転落し、車にはねられそうになってしまう。

轢かれそうになる父をマーティーは咄嗟にかばい、代わりに自らが轢かれてしまい意識を失う。

目が覚めるとマーティーはベッドで横たわっていた。

そして横ではなんと母親のロレインが看病していた。

ロレインは見るからにマーティーに心を引かれており、マーティーは必死でロレインの自宅を走り去る。

その後ようやくドクを見つけ、事情を説明するマーティー。

ドクもマーティーの話が真実であると分かり、マーティーを1985年に送り帰すため協力することに。

しかしここで問題が発生する。

タイムトラベルに必要なプルトニウムを積んできていなかったのだ。

2人は途方に暮れるが、ドクの「落雷の電力でしか必要な動力を得られない」という言葉でマーティーはピンと来る。

マーティーは、ジェニファーに電話番号をメモしてもらった紙をドクに見せる。

その表面には、1955年に落雷によって止まってしまった時計台への寄付の広告が印刷されていた。

これで落雷の日時と場所が分かり、必要な動力源を得ることが可能に。

だがもう一つ問題があった。

マーティーが父ジョージを助けたことにより、両親の出会いを邪魔してしまい、自身の存在が消えかかっていたのである。

落雷まで残り1週間。

ドクはデロリアンの復旧と電力をデロリアンに伝える装置の準備を、マーティーは両親を結ぶという使命を、どちらも失敗が許されない試練に立ち向かっていくのであった。

「マーティーの計画」

マーティーはジョージの元へ行き、必死にロレインを「魅惑の深海ダンスパーティー」に誘うように促す。

「魅惑の深海ダンスパーティー」で2人はキスをして結ばれることになっているのだ。

しかし、気弱なジョージは誘うことは愚か、同級生ビフにやられたい放題。ジョージをあの手この手で説得し何とか誘わせるものの、ビフの邪魔が入り台無しに。

さらにマーティーがビフに立ち向かう姿を見て、そのたくましさにロレインはどんどんマーティーに惹かれていく。

そんな悪循環の中、マーティーは一計を案じる。

自らがロレインと「魅惑の深海ダンスパーティー」に行き、車の中でロレインに淫らな行為を仕掛ける。

嫌がるロレインの元に救世主ジョージが登場し、マーティーを殴り飛ばすというシナリオだ。

マーティーはこの計画を実行に移すため、ジョージに台詞を叩き込み、自らはロレインをダンスへ誘う。そしてマーティーにはもう一つするべきことがあった。

それはドクに彼が射殺される運命であることを伝えることだった。

マーティーはドクのコートのポケットに、身を守るよう書いた手紙をそっと忍ばせた。

一方、ドクの方は順調であった。デロリアンは完璧に修理され、時計台からは雷をデロリアンに伝える電線を道路まで設置しており、あとは当日を待つのみとなった。

「パーティー当日」

マーティーは計画通りロレインを乗せ、会場で車を停める。

しかし、実の母を前に動揺を隠せない。

そんな彼に対し、ロレインはマーティーの予想に反しグイグイ迫ってくる。

そしてマーティーは抵抗する間もなくキスをされてしまう。

だが、ここでロレインが予想外の言葉を口にする。

「どうしてかわからないけど、まるで弟とキスしてるみたいだわ。」

その言葉に安堵したマーティーは「それでいいんだ。」と返す。

すると突然ドアが開き、マーティーは外へと放り出される。

そこにいたのはビフだった。マーティーはビフの舎弟たちに連れ去られ、ビフはロレインに襲い掛かる。

その頃ジョージはマーティーとの約束の時間が来たことに気づき、慌ててマーティーの車に向かう。

到着すると、車の中で男女が激しく揉み合っているのが見えた。

ジョージは計画通りドアを開け台詞を放つ。

「お前、彼女から手をどけるんだ!」

しかし中から顔を出したのはビフであった。

「車を間違えてるぜ。消えな!」

ビフの言葉に一瞬たじろぐも、奥からロレインの助けを求める声が聞こえ勇気を振り絞る。

「だめだビフ。彼女を放してやれ。」そう言ってビフに拳を放つ。

しかし、あっさりとビフに腕を捕まれ捻られてしまう。

腕をへし折られそうになるジョージをかばい、ロレインがビフに飛びかかるも投げ飛ばされてしまった。

そこでジョージの痛みはみるみる怒りへと変わっていく。

ジョージはあざ笑うビフの顔面に向かって、大きく左手を振った。

ジョージの怒りの一撃はビフの頬をヒットし、ビフは地面へと崩れ落ちた。

ジョージは傍で倒れるロレインに手を差し伸べる。

「大丈夫かい」

舎弟をなんとか振り切ったマーティーが車に戻ると、そこには地面でのびているビフと、手を繋ぎパーティー会場へ向かう両親の姿があった。

「JohnnyB.Goode」

無事ジョージとロレインは会場へと向かったが、彼らがそこでキスをしなければ2人は完全には結ばれない!

マーティーは急いで休憩中のバンドの元へ向かい演奏するように言う。

しかし、ギターが怪我をしてしまい演奏できないと言われる。

そこで代わりにマーティーがギターを演奏することに。

会場は「EarthAngel」のゆったりとした曲調でロマンティックな雰囲気に包まれる中、ジョージはロレインを抱き寄せキスをする。

マーティーは安堵のため息をつき、次の曲を担当することに。

マーティーはチャック・ベリーの「JohnnyB.Goode」を演奏し始める。

1955年の人々には少し早すぎる軽快な曲調であったが、徐々に会場内は盛り上がり始める。

しかし、マーティーのギターは段々激しさを増していき、最後には会場内をドン引きさせてしまう。

気まずい空気の中マーティーは会場を後にし、急いでドクの元へ向かう。待ちわびるドクのもとに到着し、2人は急いで準備を進める。

そして、別れの抱擁をしている時、ドクがポケットの中の手紙に気づいてしまう。

未来のことを知ってはいけないと言い張るドクは手紙を破り捨ててしまった。

そのときであった。時計台の側の木を雷が直撃し、倒れた木が、時計台から道路に伸びるコードのコンセントを引きちぎってしまった。

落雷の時間までもうわずかなため、ドクはマーティーにデロリアンで発車地点へ向かうよう指示する。

マーティーがデロリアンに乗り込むとドクは急いで時計台を登り、ちぎれたコンセントを繋げに向かった。

「1985年へ」

マーティーは発車地点につくと同時に、ドクの射殺を阻止するため到着時刻の設定を10分早める。

そして手元のアラームが鳴ると同時にアクセルを全力で踏んだ。

ドクは時計台の上から身を乗り出し道路を見ると、道路の電線に向かってデロリアンが向かってくるのが見えた。

ドクは最後の力を振り絞り、引き裂かれたコードを繋げた。

その瞬間時計台を落雷が直撃し、電流がコードを伝っていく。

そして、デロリアンが電線に触れたと同時に電流がデロリアンまで流れ、デロリアンは跡形もなく消え去った。30年後。

時計台の横の道路に閃光と共にデロリアンが姿を現した。

マーティーは無事1985年に戻ってきたと一息つくのもつかの間、急いでアーケードの駐車場へ向かう。

しかし、タイムスリップのショックでデロリアンは動かなくなってしまっていた。

走ってドクの元へ向かうも、到着したと同時にドクは撃たれてしまう。

そしてその後、リビア人が運転するバンから逃げるデロリアンが閃光を放ち消えていった。

急いで駆け寄ると、ドクはすでに動かないまま横たわっている。

ドクを救えなかった悲しみで崩れるマーティー。

しかし次の瞬間、後ろで物音がし振り向くと、そこには立ち上がるドクの姿があった。

ドクは防護服の下に着ている防弾スーツと、セロテープで修復された手紙をマーティーに見せてほほ笑んだ。

「エンディング」

ドクは30年後の未来を見に行くため、デロリアンに乗り込み発進する。

マーティーは1週間ぶりの自宅へと戻った。

すると、ところどころ不自然な点が。

家は見違えるほど綺麗になっており、ガレージには新車のタンドラが停めてある。

父ジョージは作家として成功を収めており、母ロレインも穏やかな美人母へと変身していた。

マーティーがガレージで車を眺めていると、そこにはなんとジョージに雇われ車にワックスを塗るビフの姿も!

マーティーが過去に戻ったことにより、現在が変わっていたのだ。

早速、恋人ジェニファーと共に旅行に出発するため車に乗り込もうとするが、その瞬間眩い光と共にデロリアンが姿を現す。

中から派手な服装に身を包んだドクが出てくる。

「今すぐ私と未来へ来てくれ!」

そう言い、ドクはデロリアンに2人を乗せ、自らも乗り込む。

わけもわからないままの2人を乗せたままデロリアンは宙に浮き、空に向かって閃光を放ちながら消えていくのであった...。

映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の感想と考察

タイムトラベルしたことにより、自分の存在を消滅の危機にさらしてしまう主人公。

実の両親相手に奮闘し、不器用ながらも未来を築いていくというストーリーは、老若男女問わず楽しめる内容だと思います。

「感情移入しやすい内容」もしも自分の両親の過去をリアルタイムで見ることができたら?」

知りたい気もするし、知りたくない気もします。

この映画では、特にマーティーの母ロレインの現在と過去の言動と行動の違いにドン引きでした!

笑普段「ああしろこうしろ!」と言ってくる両親が、昔は正反対のことばかりしていた若者だったら...なんて考えながら観ていたら、ちょっと嫌な気もしてきましたが、誰にだって過去はあるものですし、そういう人の少しブラックな部分が面白い内容でした。

「タイムトラベル映画ならではの面白いセリフ」この映画、とにかく登場人物のセリフが面白い!

過去のドクが、ビデオテープに感心しているシーンでのセリフ。

「これは携帯用テレビスタジオなのか。さすがはロナルド・レーガンが大統領なわけだ。」

1985年時の大統領ロナルド・レーガンは俳優出身なんです。

ドクは大統領が俳優出身だからビデオテープが発明されたと勘違いしました。

また、1955年のロレインがマーティーのパンツを見て、「あなたカルバン・クラインっていうのね。変わった名前ね。」とマーティーの名前を勘違いしました(カルバンクライン社設立は1968年。)

このように、主人公と周りの登場人物との間で時間にギャップがあり、発せられる言葉がいちいち聞いていて面白いんです。

是非皆さんも、セリフに注目しながら観てみてくださいね。

映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の評価とまとめ

未だに全世界で愛される名作「バック・トゥー・ザ・フューチャー」。

ストーリーはシンプルながらかなり奥深く、誰でも楽しめる内容となっています。

各時代にあわせたBGMもより一層観る者の心を惹きつけます。

また、どの年代でも楽しめるだけではなく、昔見た人が再度見ても面白いと感じる部分が、やはり不朽の名作だと思うので、そういった点でも評価できる作品ですね。

一人で、恋人と、もしくは家族と一緒に「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を観て、楽しい休日のひとときなど過ごされてみてはいかがでしょうか?

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