「ファンタスティック・ビースト2」は、2016年に公開された作品の続編になっています。
この映画は、2018年に公開され2021年には第3弾が公開予定です。
この作品では、前作に引き続き豪華なキャストが出演していて、新たにジュード・ロウなども活躍していました。
ダンブルドアに頼まれてクリーデンスを探すことになったニュート。
一方で、脱獄したグリンデルバルドには新たな企みが……。
この作品では、グリンデルバルドが本格的に動き出すストーリーになっており、「ハリー・ポッター」とも深く関りがある人物が登場していました。
それでは、映画「ファンタスティック・ビースト2」のネタバレあらすじや感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。
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目次
映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 」の作品情報
【公開日】
2018年11月23日(日本)
【上映時間】
141分
【監督】
デヴィッド・イェーツ
【脚本】
J・K・ローリング
【出演者】
エディ・レッドメイン
キャサリン・ウォーターストン
ダン・フォグラー
アリソン・スドル
ジョニー・デップ
ジュード・ロウ
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 」のネタバレあらすじ
アメリカの魔法省で捕らえられていたグリンデルバルド。
アズカバンの監獄へ送られることになったグリンデルバルドでしたが、手下に協力させ輸送中に脱走。
そのころニュートは、イギリスの魔法省に呼び出されていました。
彼は、そこで同級生で兄のテセウスの婚約者リタと会います。
リタは、テセウスに言われ魔法省で働いていたのです。
やってきたテセウスは、ニュートに「なるべく自分を抑えて」と助言します。
ニュートは部屋に案内され、魔法省の人たちに「旅行の許可が欲しいんだろ?目的は?」と聞かれました。
魔法動物の研究の為だと言いましたが、受け入れてもらうことができませんでした。
すると「テセウスと同じ闇払いになれば、旅行の許可を出す」と言われます。
魔法省は、グリンデルバルドの考えに賛同している人物も多いことで仲間を欲していたのです。
そして、生き延びたオブスキュラスの少年クリーデンスをニュートに探させようとしていました。
魔法省がクリーデンスを殺そうとしていることに気づき、部屋を出て行ったニュートにテセウスは「見張られてるぞ。気をつけろ」と助言します。
ニュートが出て行ったことで、別の人物がクリーデンスを追うことに。
ダンブルドアの依頼
自由の身になったグリンデルバルドは、自分に賛同する魔法使いたちを集め「クリーデンスに手紙を渡し、旅をさせろ」と命令を出します。
そのころ魔法省を出たニュートは、自分を見張っている人物を撒いてダンブルドアに会いに行きました。
ダンブルドアは、ニュートをニューヨークに行かせた張本人だったのです。
そして、ダンブルドアはクリーデンスがフランスにいて「もしかすると、リタの弟かもしれない。探し出す必要がある」とニュートに言いました。
ニュートにパリの隠れ家の住所を渡したダンブルドアは、彼を探して欲しいと頼み「君は純粋に正しいことをする。どんな犠牲もいとわない」と去ってしまいます。
ダンブルドアは、グリンデルバルドと戦えるのはニュートだけだと思っていたのです。
旅行の許可がないので困るニュートでしたが、結局ダンブルドアからパリの住所を受け取ってしまいます。
再会
家に戻ったニュートが魔法動物の世話をしていると、クイニーとジェイコブがやって来ました。
ティナも一緒かと喜ぶニュートでしたが、彼女がリタとニュートが婚約したと勘違いし別の男性と交際を始めたと聞きショックを受けます。
ジェイコブは、記憶が消えておらずクイニーと結婚すると言い出します。
その言葉を聞いたニュートは、ジェイコブの様子がおかしいと気づき「魔法をかけたんだろ」と言いました。
魔法使いと人間の結婚は違法で、バレるとアズカバン送りだったのです。
ニュートが魔法を解き、正気に戻ったジェイコブは出て行くクイニーを追いかけました。
クイニーは、「私はあなたと結婚したいの。だめなの?」と聞きましたが、ジェイコブは「君が監獄に送られるのは我慢できないんだ」と伝えます。
愛しあう2人でしたが、心を読めるクイニーはジェイコブに「いかれてる」と思われたことに気づき、激怒して去ってしまいました。
部屋にいたニュートは、クイニーが落としたティナの手紙を見て彼女がパリにいることを知ります。
ティナは、クリーデンスを探しにフランスへ行っていたのです。
ニュートは、ジェイコブと一緒にティナとクリーデンスとクイニーを探す為にパリへ向かうことに。
クリーデンスを探して
そのころティナは、パリでクリーデンスを探す為にサーカスへ向かっていました。
クリーデンスは、グリンデルバルドの手紙を受け取りサーカスを出て行く決心をします。
同じサーカスのナギ二が蛇に変身したことで、クリーデンスたちはサーカスで混乱を起こし脱走。
サーカスを見ていたティナでしたが、クリーデンスを見失ってしまいます。
するとティナは、カーマという男性に声をかけられ「彼の素性を確かめたいんだ。もしかすると、彼が親族かもしれない」と話し、ある場所へ案内すると言い出しました。
一方で、グリンデルバルドは部下に「クリーデンスだけだ、ダンブルドアを倒せるのは」と教えます。
彼は、クリーデンスが必ず自分の元へ戻ってくると確信していたのです。
ジェイコブと一緒にパリに行ったニュートは、魔法を使ってティナの痕跡を見つけました。
ティナの痕跡を追っていると、彼女に声をかけた男性の姿を見つけます。
カーマが落とした羽を見つけたニュートは、ジェイコブと一緒に追跡の魔法をかけて後を追いかけることに。
それぞれの思惑
そのころフランスの魔法省へ行っていたクイニーは、ティナが不在で中へ入れてもらえず途方に暮れます。
すると、ジェイコブとニュートの姿を見つけ追いかけましたが、2人に会うことができず迷子に。
人々の心の声が聞こえるクイニーは、パニックになり思わず耳を塞ぎます。
すると、グリンデルバルドの指示で魔法省に行っていた女性に声をかけられました。
その頃クリーデンスは、ナギ二と一緒に親を探してある建物へ。
そこに居たのは母親ではなく、クリーデンスをアメリカへと送り届けた小間使いだったのです。
小間使いのアーマーは、成長したクリーデンスとの再会を喜び事情を説明していましたが、その背後に魔法省の闇払いが近づいていました。
アーマーが殺され、魔法使いに立ち向かったクリーデンスでしたが、逃げられてしまいます。
手がかりを失ったクリーデンスは、悲しみました。
アーマーを襲った魔法使いは、闇払いでしたがグリンデルバルドの部下でもあったのです。
グリンデルバルドは、「クリーデンスを見張り、守るんだ。より大きな善の為に」と告げ去っていきました。
そのころ羽の持ち主カーマを見つけたニュートたちは、捕らえられているティナを見つけます。
戦えないダンブルドア
カーマは、クリーデンスを殺すことを目的にしていて邪魔になるティナとニュートたちを閉じ込めたのです。
しかし、カーマはニュートたちを閉じ込めてすぐに痛みに悶え倒れてしまいました。
ホグワーツでダンブルドアが授業をしていると、そこへ魔法省の闇払いたちが。
闇払いたちは、生徒たちを追い払い「ニュートをパリに行かせたのは君か?」と尋ねました。
しらばっくれるダンブルドアに闇払いは、「グリンデルバルドと戦ってくれ」と言います。
ダンブルドアは、「できない。兄弟よりも親しかったんだ」と断りました。
戦えないとダンブルドアが断ると、魔法を使えないように魔法をかけられてしまいます。
闇払いと一緒に去っていくテセウスにダンブルドアは、「グリンデルバルドの集会に君は行ってはいけない。私を信じろ」と助言しました。
2人の過去
一緒にホグワーツへ来ていたリタは、教室へ行き昔のことを思い出します。
学生の頃、問題児だったリタは、休暇に自分と同じく家に戻らないニュートと仲良くなりました。
そして、ある授業の日に自分の恐怖が映し出される魔法を使ったリタの前に現れたのは、海の中に沈む白い布で包まれた何かだったのです。
落ち込むリタの元へ行ったニュートは、魔法動物を見せて励まします。
ダンブルドアは、思い出に浸っているリタを見つけ「驚きだね」と声をかけました。
リタは、「あなた以外は私を悪人だと思っていた」と言い出します。
リタの家系は純潔で、悪名高い一族だったのです。
そして、死んだはずの弟がクリーデンスではないかと噂になっていました。
噂を気にすることはないと言うダンブルドアでしたが、「兄弟を亡くしたことがあるの?」とリタが言い放ちます。
するとダンブルドアは、「私は妹だったよ。」と打ち明けました。
ダンブルドアは、「打ち明ければ、後悔せずにすむんだ」とリタを気づかいます。
勧誘
そのころクイニーは、街で声をかけてきた女性の家に案内され、お茶を飲んでいました。
帰ろうとすると引き留められ、部屋にはグリンデルバルドがやって来たのです。
思わず杖をかまえたクイニーでしたが、「傷つける気はない。助けたいんだ。君は何も悪くないんだ、新しい世界を作り自由に愛しあえる世界を作ろう」と誘いました。
一方で、ニュートやティナたちはカーマを起こす為にダンブルドアにもらった住所を頼りに隠れ家へ。
カーマは、破れぬ誓いをかけられていて体内の寄生虫を取り除く必要がありました。
ティナは、カーマの呪いを解くと出て行ってしまい、ジェイコブに言われてニュートは追いかけることに。
彼女はニュートが手紙で闇払いを批判したことや婚約したと勘違いしていたこともあり、怒っていたのです。
ティナを引き留めようとするニュートたちは、街中に黒い幕が張られ、グリンデルバルドが信仰者に呼びかけていることを知りました。
もう間に合わないと思うティナでしたが、ニュートは「魔法省にクリーデンスの出生を記すモノがあるはずだ」と言い出します。
その頃グリンデルバルドは、クリーデンスとナギ二に会いに行き「今夜ここへ来い。真実を見つけられる」と手紙を渡し去っていきました。
墓地へ
カーマを見張っていたジェイコブは、家の持ち主の錬金術師ニコラスに会い驚きます。
そこで、水晶に映っているクイニーの姿を見たジェイコブは急いで墓地へと向かってしまいました。
止めたフラメルでしたが、ジェイコブは聞かずに出て行ってしまいます。
一方で、ニュートはテセウスに化けて魔法省に侵入することに。
中にいたテセウスは、ニュートたちの姿を発見してしまいました。
顔が元に戻ってしまったニュートは、ティナの助けでテセウスを撒き資料保管室へ。
するとティナは、「そういえば婚約おめでとう」とニュートに言いました。
ニュートは、自分が婚約していないことを告げましたが、「あなたはリタを取り戻そうとしているの?」と尋ねます。
否定したニュートは、ポケットからティナの写真を取り出し「君の目は、サラマンダーみたいだ」と言いました。
見つめ合っていた2人でしたが、リタが資料を動かしてしまいティナとニュートは見つかってしまいます。
レストレンジの資料は、集会の開かれる墓地へと運び出されていました。
3人は、資料管理室の魔法使いに追われ墓地へと逃げ込みます。
真実
墓地の中に入ると、そこにはクリーデンスたちに杖を向けるカーマの姿が。
リタが止めに入ると、「僕は誰?」とクリーデンスが尋ねました。
カーマは純潔の一族で両親は愛し合っていましたが、レストレンジが現れ妻を攫ってしまったのです。
そして、カーマの母親はリタを産み死んでしまいました。
カーマの父親は、「必ずレストレンジの最愛の人を殺せ」と指示を出したのです。
初めはリタを狙ったカーマでしたが、レストレンジは彼女を愛していませんでした。
その後、別の女性との間に生まれた息子コーバスを初めてレストレンジが愛したのです。
カーマは、コーバスがクリーデンスだと信じていましたが、リタが「コーバスは死んだの!私が殺した!」と言って家系図を見せました。
コーバスに付き添いアメリカの船に乗ったリタは、泣き止まない弟にうんざりし別の赤子と少しの間交換しようとしたのです。
ほんの一瞬解放されたかったリタでしたが、そのまま船を乗り捨てることになりコーバスは海に沈んでしまいました。
リタは、クリーデンスがどこの子供かも知らずに取替えたので、結局血筋はわからないままだったのです。
別れ
グリンデルバルドの集会が始まり、クイニーとジェイコブは再会しました。
今すぐ帰ろうと言うジェイコブでしたが、クイニーはグリンデルバルドの話を聞こうと言います。
ティナとニュートは、クリーデンスもクイニーも罠だと気づいていましたが、逃げ道を塞がれてしまいました。
グリンデルバルドの集会がはじまり、彼は人々が魔法使いたちを刈る時代がやって来ると演説をはじめます。
そこへやってきた魔法省の闇払いたちは、攻撃されそうになり魔法使いを殺してしまいました。
グリンデルバルドは、死んだ魔女に歩み寄り「手を出したのは、魔法省だと伝えよ」と魔法使いたちに告げます。
彼の考えに賛同した人々は、次々に姿を消し去っていきました。
グリンデルバルドは、炎で円を描き「闇払いたちよ、永遠の忠誠を誓うか死ね」と言い放ちます。
逃げようとする闇払いたちでしたが、焼き尽くされてしまいました。
クリーデンスは、「彼なら僕の生まれを知っている」とナギ二の手を払い円に入ってしまいます。
そしてクイニーは、ジェイコブに「私と来て、彼なら望みをかなえてくれる」とグリンデルバルドの元へ行ってしまいました。
ニュートとテセウスにグリンデルバルドは「君が悲しめば、ダンブルドアは悲しむか?」と聞き攻撃します。
するとリタが、「辞めて。」と言い放ちグリンデルバルドに歩み寄りました。
グリンデルバルドは、円を出てリタの手を引こうとしましたが、彼女は振り返り「愛してる。行って」とニュートたちに告げ戦おうとします。
何とか逃げ出したティナやニュートたちは、ニコラスと一緒に炎を抑え込む為に魔法で円を作りました。
新たな真実
パリの街を守ったニュートたちでしたが、リタとクイニーとクリーデンスを失ったみんなは落ち込んでしまいます。
すると、ニュートの飼っている魔法動物のニーフラがグリンデルバルドからあるモノを盗んでいたことにニュートが気づきました。
みんなとホグワーツへ向かったニュートは、ダンブルドアと2人で話すことに。
ニュートは、グリンデルバルドから奪ったモノを見せ「血の誓いを交わしたから、戦えないんですね」と言います。
ダンブルドアは、グリンデルバルドとお互いに戦わないという血の誓いを交わしていたのです。
闇払いに呪文を解いてもらい魔法を使えるようになったダンブルドアは、「壊してみよう」と言います。
そのころオーストラリアにいたグリンデルバルドは、クイニーに「彼は私をまだ怖がっているか?」と尋ねました。
慎重にと言われたグリンデルバルドは、クリーデンスに杖を渡します。
そして、「君を苦しめているのは、本当の兄弟だ。」と言って小さな鳥を不死鳥の姿に変えました。
ダンブルドアの一族の窮地には、不死鳥が現れると言われていたのです。
「本当の名を名乗ると良い。君は、アウレリウス・ダンブルドアだ」とクリーデンスに言いました。
そのことを聞いたクリーデンスは、杖を振りかざし建物を破壊してしまいます。
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映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 」の感想と考察
映画「ファンタスティック・ビースト2」は、色々な真実が描かれていました。
ニュートとティナの再会
ニュートとティナの再会シーンが描かれていました。
お互いに好意があることは一目瞭然ですが、2人とも不器用で今回も進展しませんでしたね。
クイニーの気持ち
ジェイコブと再会し、ラブラブなクイニーたちでしたが、ケンカ別れしてしまいました。
お互いを愛する気持ちが強いにも関わらず、グリンデルバルドのせいで離れ離れになってしまいましたね。
グリンデルバルドは、クリーデンスの正体がダンブルドア一族だと明かしていました。
本当にダンブルドアの弟の可能性もありますが、ダンブルドア本人は死んだのが妹だと言っていましたね。
真実がとても気になります。
映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 」の評価とまとめ
映画「ファンタスティック・ビースト2」は、前作の続きのストーリーが描かれていました。
ストーリーや登場人物たちなど見どころ満載の作品です。
「ハリー・ポッター」好き必見の映画「ファンタスティック・ビースト2」。
ハリー・ポッターでも活躍していた血筋の活躍なども見どころになっていて、キャラクターたちの過去もとても気になりますね。
この作品では、ファンタジーや魔法の世界だけでなく、ハリー・ポッターと同じ世界観が描かれているので、美しい景色を見たい時や、深いストーリーを堪能したい時にい楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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