全世界で大ヒットを記録している「アベンジャーズシリーズ」第一弾でもある「アイアンマン」。
巨大軍需企業のCEOであり、天才科学者でもあるトニー・スタークは、世界の平和を守るため超高性能スーツを開発する。
スーツを装着し“アイアンマン”となったトニーは、空中を自在に飛び回り、自分の会社の製品を使って罪なき人々を苦しめるテロ組織へと立ち向かっていく!
果たして、トニーは自身に課した使命を全うし、世界の平和を守ることができるのか?
映画「アイアンマン」の見どころを、あらすじやネタバレ、感想とともにご紹介していきます!
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目次
映画「アイアンマン」の作品情報
【公開日】
2008年9月27日(日本)
【上映時間】
126分
【監督】
ジョン・ファヴロー
【脚本】
マーク・ファーガス
ホーク・オストビー
アート・マーカム
マット・ホロウェイ
【出演者】
トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr
ジェームズ・“ローディ”・ローズ:テレンス・ハワード
オバディア・ステイン:ジェフ・ブリッジス
ペッパー・ポッツ:グウィネス・パルトロー
映画「アイアンマン」のネタバレとあらすじやラストシーンや結末
父から継いだ巨大軍需企業「スターク・インダストリーズ」のCEOであるトニー・スタークは、アフガニスタン訪問中に襲撃を受け監禁されてしまう。
同じく監禁されていたインセンという男の施しで、胸に残った爆弾の破片が心臓に達しないよう、トニーの胸部には電磁気が埋め込まれていた。
「脱出」
拷問を受けたトニーは、彼らのために最新型のミサイルを製作するよう指示される。
トニーはミサイルを作ると見せかけ、電磁気に代わる“アークリアクター”という強力な動力源を作り、次に脱出するための装甲スーツを作成した。
スーツを身につけたトニーは身代わりとなって命を落としたインセンを残し、敵を圧倒しながら基地から脱出した。
砂漠の真ん中で救出され帰国したトニーは記者会見を開く。
そこで、自分が目の当たりにした現実に心を動かされたトニーは、兵器の開発・製造をやめて世の中の役に立つものを開発していくと発表した。
この発表で世間がざわついている中、まずトニーはさらに性能を高めたアークリアクターを開発する。
トニーが去ったアフガニスタンの砂漠では、トニーを監禁していた集団がスーツの残骸を発見する。
「アイアンマン」
トニーは次に装甲スーツの開発を独自で進めていった。
ロボットアームの力を借りながら、前作よりもコンパクトで耐久性や機能の高い鋼鉄のスーツを作成した。
そして遂に、全身に様々な武器を備え、銃撃にも耐えられるスーツが完成する。
その鋼鉄のスーツには戦闘機よりも早い飛行能力に加え、超ハイテクコンピューター“ジャービス”も搭載されており、情報提供や戦闘の補助などを行う。
トニーは完成した“アイアンマン”スーツを装着し、夜の街で飛行訓練を行った。
コンサートホールで行われた慈善イベントに出席したトニーは、自身を誘拐したテロ組織に自社の兵器が不正に流出していることを知る。
トニーはスーツを着用し、組織が謀反を行っている村に行き、テロ集団と武器を破壊していった。
帰路についたトニーは、未確認機としてアメリカ軍戦闘機に追われながら、アメリカ空軍中佐ローディに電話を掛け、自身の正体を明かした。
スターク・インダストリーズ副社長のオバディアは、アフガニスタンのテロ組織のもとを訪ね、彼らが発見したトニーのスーツの残骸と設計図を奪った。
「オバディアとの対峙」
自宅に到着したトニーは、社内の裏切り者を暴くため秘書のペッパーに会社からデータを盗むよう指示する。
オバディアが闇取引を行っていることを知ったペッパーはトニーに電話をするが出ず、戦略国士調停補強配備局のコールソンらと、オバディアの逮捕へと向かった。
その頃、自宅にいたトニーは忍び込んだオバディアに麻痺させられ、胸にはめられたアークリアクターを奪われてしまう。
死に物狂いで地下まで予備のアークリアクターを取りに行ったトニーは、倒れていたところを駆け付けたローディに発見される。
スターク・インダストリーズの研究所に辿り着いたペッパー一行が中に入ると、そこにはトニーのものより一回り大きなスーツを身につけたオバディアが待ち受けていた。
必死に逃げ回るペッパーたちにオバディアが襲い掛かっているところに、アイアンマンとなったトニーが駆け付ける。
取っ組み合う二人は、外を走る車をも巻き込みながら戦っていった。
トニーは空高く飛び始め、オバディアもそれに続き途中でトニーを捕まえるが、氷結対策をしていなかったオバディアのスーツは凍り始めてコンピューターが麻痺し、そのまま落下していった。
トニーは地上へと戻ったが、機能を回復したオバディアに攻撃される。
研究所の天窓の上で追い詰められたトニーは、ペッパーに、研究所内に設置されている巨大なアークリアクターを爆発するように指示する。
ペッパーは建物内へと急ぎ、制御台のスイッチをオンにした。
するとアークリアクターは眩い光を放ち始め、真上に向かって莫大な電力を放出した。
上にいたトニーは吹き飛ばされ、オバディアのスーツはショートした。
そしてオバディアを乗せたスーツはそのまま下のアークリアクターへと落ちていき、大爆発を起こした。
「エンディング」
スターク・インダストリーズでの事故、そして目撃情報が相次いだ“アイアンマン”についての釈明会見に立ったトニーは、用意されたメモを片手に話し始める。
「昨夜の事件に私がかかわったという噂が…」
「“スーツの中身が警備員だ”なんてあまりにも都合のいい話を私たちが信じると思う?」
女性記者が遮った。
「もっともだ。だが、私がスーパーヒーローだとでもいうのかね?私はどう見てもヒーローという柄じゃない。何しろ人格的欠陥が多く、過ちもたくさん犯してきた。」
「メモを読め。」
横にいたローディが耳打ちをした。
トニーは頷く。
「真実は…」
トニーは一瞬会場を見下ろし、メモを持った手を下に下げた。
「私がアイアンマンだ。」
その瞬間、会場は大きな歓声に包まれた。
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映画「アイアンマン」の感想と考察
【夢とロマンが詰まったパワードスーツ】
この映画の見どころは何と言ってもアイアンマンスーツの性能が発揮されるシーンでしょう。
トニーが初めて製作したスーツはすぐにアップグレードされ、その兼ね備えたいくつもの武器や飛行能力、そして超高性能コンピューターはまさに男の夢が詰まったスーツなのです。
スーツの装着もロボットアームにより自動で行われ、装着シーンからすでに見逃せません!
更にシリーズが進むにつれてアイアンマンスーツは幾度も改良されていくので、続きの作品も必見ですね!
【個性あふれる若手社長トニー・スターク】
二つ目の見どころは、主人公であるトニーの個性あふれる言動だと思います。
天才的な頭脳を持ちながら、仕事には怠惰でかなりのプレイボーイでもあります。
今回敵となる、スターク・インダストリーズ副社長であるオバディアがトニーに腹が立つのも何となく理解ができます(笑)
また、トニーとは正反対な性格の美人秘書ペッパーがいなければ、恐らくトニーは表舞台にすら立っていられたかどうかもわかりません。
しかし、彼のユニークな言動に魅力を感じる方も多いと思います。
私もその一人です。
是非、彼の普段は調子よく、しかし時には素直で真面目なキャラクターに注目して観ていただきたいです!
【散りばめられた伏線】
今作は、「アベンジャーズ」シリーズの第一弾としても製作されており、続編に続く重要な伏線がいくつも取り込んであります。
これからの物語に向かい、キーとなる人物なども登場するので、一瞬たりとも見逃すことができません!
世界で絶大な人気を誇るシリーズですので、全体のストーリーもしっかりしており、また一作一作がとても面白いというのも大きな魅力です。
すべての作品を観終わったという方も、もう一度見直してみるとまた違った楽しみ方ができるのでおススメです!
映画「アイアンマン」のまとめと評価
ストーリーもさることながら、アイアンマンが巻き起こすアクションがとても楽しめる作品でした!
スーツを着て飛行や戦闘を行うシーンだけでなく、スーツの装脱着シーンからすでにかっこよすぎる!!
第一作でこの完成度ですから、続編でアイアンマンがどのように進化を遂げていくか、すごく楽しみですね!
そして、「アベンジャーズ」シリーズがこれからどのような展開を見せるのかも気になるところです!
あんな夢のようなスーツ、もし手に入れたとすればどう使おう?
そんな妄想も楽しい映画「アイアンマン」、是非ご覧になってみてくださいね!
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