スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット映画「ジュラシック・パーク」シリーズの新しい続編として制作された作品でスピルバーグも制作総指揮を担当している。

「ジュラシック・パーク」はCG技術で迫り狂うリアルな恐竜を描き、そのクオリティの高さは全世界に衝撃を与えた映画史に名を残す作品で、今でもその人気は根強く、現在の地上波のテレビでも頻繁に放映されている。

その待望の続編の新たな3部作のシリーズの第一作目が「ジュラシック・ワールド」であり、パワーアップした現代のCG技術に加え、前作の「ジュラシック・パーク」へのリスペクトを込め、オマージュされたシーンが盛り込まれ、前作のファンも楽しめる作品となっている。

それでは、映画「ジュラシック・ワールド」のネタバレあらすじ結末や感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。

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映画「ジュラシック・ワールド」の作品情報

【公開日】
2015年8月5日

【上映時間】
125分

【監督】
コリン・トレヴォロウ

【脚本】
リック・ジャッファ
アマンダ・シルヴァー
デレク・コノリー
コリン・トレヴォロウ

【出演者】
オーウェン:クリス・プラット
クレア:ブライス・ダラス・ハワード
グレイ:タイ・シンプキンス
ザック:ニック・ロビンソン
マスラニ:イルファン・カーン
ホスキンス:ヴィンセント・ドノフリオ

映画「ジュラシック・ワールド」のネタバレあらすじと結末

「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年後のイスラ・ヌブラル島を買い取ったマスラニ社は、恐竜のテーマパークを再建し、新たに「ジュラシック・ワールド」として人気の観光地となっていた。

パーク内では最新の技術により、生きた恐竜たちを監察できる様々なアトラクションがあり、毎日大勢の観光客が押し寄せていた。

またパークの目玉となるであろう、遺伝子操作によって生み出された、新種の最強の恐竜インドミナス・レックスの飼育に成功していた。

パークの運営責任者のクレア・ディケンズは多忙な毎日を送っていた、ある日クレアの甥っ子たちのザックとグレイがパークに遊びに来る事になったが、簡単な挨拶だけ交わし、2人の案内を秘書ザラに任せ仕事に戻る。

その日も、クレアは、ラプトルの調教師のオーウェン・グイディと共に、インドミナスの防御壁の頑丈さをチェックしていたが、なんと知能の高いインドミナスは人間たちを欺きパーク内に脱走してしまった。

緊急事態により、パーク内は大混乱に陥るが、甥っ子のザックとグレイが見当たらず、クレアとオーウェンは2人を捜索しに向かう…島内でインドミナスは大暴れし、ザックとグレイにも襲い掛かるが危機一髪、難を逃れる。

その後、パーク内で何とか合流できたクレアたちと甥っ子たちは、インドミナスを倒す為、手を尽くすが、遺伝子操作されて最恐のインドミナスには敵わない…。

そこで、クレアは、パドックで密かに飼育されていた、「ジュラシック・パーク」時代の生き残りのT-レックスを解き放ち、インドミナスと戦わせる事に。

2体は死闘を繰り広げるが、なかなかインドミナスを倒せない、オーウェンが調教していたラプトルも加勢し、ついにインドミナスを倒す事が出来た。

T-レックスとラプトルは森に帰っていき、クレア、オーウェン、ザック、グレイの4人もパークから無事脱出を果たす…人間たちはジュラシック・ワールドをまたもや手放す事に。

「ジュラシック・パーク」から22年…

あの「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年がたち、パークがあったイスラ・ヌブラル島は現在、マスラニ社に買収され、新たに「ジュラシック・ワールド」として再建され、多くの観光客が入場する人気のテーマパークとなっていた。

そんな中、ザックとグレイ兄弟は、叔母でパークの運営責任者のクレアの元に遊びに行く事になりジュラシック・ワールドへ向かった。

グレイは恐竜が大好きで、恐竜についても詳しい知識を持っている11歳の弟、兄のザックは思春期真っ只中の16歳で恐竜にはあまり興味がなく、スマートフォンばかり触っている。

クレアが甥っ子たちをパーク内案内する予定だったが、クレアは多忙の為、軽く挨拶をかわしアシスタントのザラにザックとグレイを任せ仕事に戻る。

パーク内には最新の技術を搭載したアトラクションが沢山あり、生きた恐竜を間近で見る事ができザックは大喜びではしゃいでいる。

新種の恐竜インドミナス・レックス

その頃、クレアは投資家たちへパークのプレゼンをしていた。

現在のパークの一番の目玉はDNA操作を行いTレックスよりも巨大な新種のハイブリット恐竜インドミナス・レックスで、新種の恐竜を創り出す事で集客率をアップさせようとしていた。

パーク内の恐竜は全てメスで、GPSが埋め込まれ居場所が分かる様になっており、パーク全体はコントロールルームから全て管理され、恐竜の脱走から、迷子の発見、全ゲートが操作できるようになっている。

クレアは忙しく動き回り、マスラニ社長にインドミナスを披露する為、島内のインドミナスのパドック(飼育棟)に向かった…。

インドミナスは、外見も恐ろしく、共食いをするほど凶暴で外に出ようと強化ガラスに傷までつけており、マスラニ社長は防護壁の安全性を強化する為、元海軍でパーク内のラプトルの調教師オーウェン・ウィルソンに壁を確認させ知恵を出してもらう様にとクレアに指示をする。

オーウェンは4体のラプトル(ブルー、デルタ、エコー、チャーリー)の調教をしており、彼らを尊重し、ラプトルたちのリーダーとして信頼関係をしっかりと築いていた。

その時、飼育員の一人がラプトルの敷地内に落ちてしまいラプトルたちに囲まれてしまった…オーウェンはすかさず敷地内に入り、ラプトルたちを制止し飼育員を助け出した。

その様子を見ていたパークのスポンサーのインジェン社警備部長で元海軍のハスキンスはラプトルたちを兵器として軍事利用しようとオーウェンに持ちけるが断られる。

クレアはオーウェンの元に行きインドミナスの防護壁を見に行くように要請し、共にパドックへ向かう。

最恐の恐竜インドミナス・レックスの脱走

その頃、ザックとグレイは電話で話し込んでいたザラの目を盗み、逃げ出し2人で自由にパーク内を動き回り、海洋恐竜のモササウルスのアトラクションを楽しんでいた。

クレアたちはインドミナスのパドックに着き、中を監察すると壁に爪跡を見つける、しかも熱反応が無い事に気付く、壁を登り外へ出てしまったようだ。

オーウェンと監視員たちは中に入って確認をし、クレアはコントロールルームへ恐竜の脱走を知らせるが、インドミナスの背中のGPSを確認すると、まだ飼育棟の中にいるとの事だ。

そう、インドミナスは自身の熱反応を消し、わざと壁に爪跡を付け脱走した様に見せかけたのだった。

避難を指示するが、その時オーウェン達の前にインドミナスが姿を現し、監視員を食い、開けられたドアをぶち破り外に出て来てしまった…次々と監視員たちに襲い掛かるが、オーウェンは咄嗟に車の下に隠れガソリンで体の匂いを消し、難を逃れた。

管理室に戻って来たクレア。

マスラニ社長はパークまではまだ距離がある為、入場者には知らせずに速やかにインドミナスの捕獲を指示し部隊を出動させるが、インドミナスは自身に埋め込まれたGPSを剥ぎ取っており、しかも森に擬態し部隊を全滅させる。

インドミナスを創り出した科学者のヘンリー・ウー博士によるとインドミナスはイカやカエルなど様々なDNAを加える事によって、擬態や赤外線の発散を調節し赤外線カメラを逃れる事が出来る性質を持っているという。

勇敢なザックとグレイ

パークでは、インドミナスのいる北側エリアの封鎖と入場者の避難指示を出す事を決めた。

その頃、ザックとグレイは球体型の乗り物で自由に恐竜たちの間近を散策できるアトラクションに乗っている時にパークからの退去指示が出るが、構わず散策を続ける2人…。

そして、コントロールルームから避難している入場者をカメラで見ていたクレアは甥っ子たちの姿が無いことに気付き、ザラに電話するが目を離した隙に行方不明になってしまったと、慌てて救出に向かうクレア、途中でオーウェンに会い2人を一緒に捜索しに向かう…。

ザックとグレイは立ち入り禁止の森林エリアでインドミナスに遭遇し襲われるが、危機一髪逃げ出し、追われた2人は滝壺に飛び込み難を逃れる。

インドミナスから逃げ果せたザックとグレイは森の中を彷徨っていると「ジュラシック・パーク」時代のビジターセンターを見つけ、中にあった昔のジープを修理しパークの方へ戻る事が出来た。

マスラニ社長は部隊を連れ、自らの運転でヘリに乗りインドミナスの退治に向かうが、翼竜に追突され、しかも翼竜のエリアの天井に落下し爆死してしまい沢山の翼竜が外のエリアへ放たれてしまった。

クレアとオーウェンも一度パークへ戻る事に、ザックとグレイも無事パークに戻れたが、入場客が避難しているエリアへ放たれた翼竜たちが襲い掛かり大混乱に。

混乱に陥るパーク内で、やっとザックたちと合流できたクレア、オーウェンと共に4人で行動する事に。

ラプトル作戦決行

その頃、社長を失ったパークはインジェンス社の管理化に置かれコントロールルームはホスキンスが仕切り、ホスキンスはラプトルを使って実地テストを兼ねてインドミナスを捕獲する作戦を計画する。

コントロールルームからの連絡を受け、ホスキンスの元へ向かう4人、オーウェンは計画を止めようとするが、出て行くか協力するか、どちらかだと言われ不本意ながらラプトルの作戦に参加する事に。

ラプトルたちにカメラを付け、インドミナスの匂いを覚えさせバイクに乗ったオーウェンたちがラプトルと一緒にインドミナスを狩りに行く。

インドミナスを見つけたが、ラプトルたちは襲いにかからず意志疎通をしている様で、逆にインドミナスと手を組み人間たちに襲い掛かってきた…インドミナスのDNAの中にはラプトルの遺伝子も組み込まれていたのだ。

インドミナスは森の中に逃げていき、ラプトルたちは人間を襲いに追ってくるが、オーウェンとクレアたちは何とか撃退しパークのメインエリアへ逃げ込む。

インドミナス・レックスVS Tレックス

パーク内の研究所ではウー博士とホスキンスたちが証拠隠滅と恐竜たちの遺伝子や卵を持って脱出の準備をしていた、ホスキンスとウー博士は裏で繋がっており取引していたようで、ウー博士はヘリで脱出したが、ホスキンスは研究所にいた所、ラプトルに噛み殺される。

ラプトルに追われ囲まれる4人だが、オーウェンがラプトルに語り掛け、体に付けていたカメラを外してあげると再び、オーウェンに従う様になり、襲い来るインドミナスに共に攻撃していくが次々と殺られてしまうラプトルたち、ついにブルーのみになってしまう、銃で応戦するオーウェンだが、インドミナスには歯が立たない。

インドミナスに襲われた際にグレイが、歯が少ない事に気付き、もっと歯が多くて強い恐竜がいるはずと話す。

その言葉を聞き何かに気付いたクレアは恐竜たちが飼育されているエリアに走り、ある一つのパドックの扉を開ける…そこには「ジュラシック・パーク」の時代にいた、あのTレックスが飼育されていた。

発煙筒を持ってTレックスをおびき出し、インドミナスの所まで誘導し、2体を戦わせ、死闘を繰り広げる。

Tレックス側にブルーも加勢し2体でインドミナスに挑み、湖の傍で激闘していると水中から巨大なモササウルスが現れ、インドミナスを丸呑みしてしまう…。

こうして死闘は終わりを告げ、Tレックスとブルーは去って行く。

4人は避難所に着き、ザックとグレイは両親と再会し、オーウェンとクレアは2人で生きていこうと距離を縮める。

その後、無人になったジュラシック・ワールドにはTレックスの咆哮が響き渡る…。

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映画「ジュラシック・ワールド」の感想と考察

ワクワク・ハラハラがいっぱい詰まった映画で言うまでもなく、とても面白く楽しめる映画。

「ジュラシック・パーク」からのオマージュされたシーンなども沢山あり、「あっこのシーンは!」と思う事間違いなし!そして、あのメインテーマを聞くとワクワクが止まらない。

映像も素晴らしく、恐竜もリアルに再現されており、インドミナス・レックスは迫力が半端なく、特に前半の監察員を食べた後の血だらけの牙が車の隙間から覗くシーンは、とてつもなく恐ろしい。

そして、前作のシリーズにも度々登場するラプトルたちは怖くもあるが可愛らしい、特にラストでTレックスと一緒にインドミナスと戦う際、Tレックスの背中にちょこんと乗っかるシーンは可愛かったので、ぜひ注目してみて欲しい。

そして、懲りずに同じ過ちを繰り返してしまう人間たち…恐竜たちは人間に振り回されているだけだと思うと可哀想になってしまう。

しかしながら、迫力、面白さ、楽しさが100点満点の映画!!

物語の終盤の「歯の数が足りない」という吹き替えセリフの真相

ジュラシックワールドでは物語の終盤にインドミナスに襲われている最中に、グレイが吹き替え版で「歯の数が足りない」というセリフを言います。

ちなみにジュラシックワールドでは歯の数が恐竜の強さみたいな捉え方があります。

そこでシーン的に謎のセリフに聞こえるのですが、実際は特に伏線とかでもなく話が終わります。

そこで、なぜここで「歯の数が足りない」と言ったのか、気になる人も多かったそうです。

このセリフの真相としては、グレイが「歯の数が足りない」と言った後に、クレアが「歯の数ならもう一匹いるわ」と言って、Tレックスをインドミナスにぶつけることを思いつきます。

ただ、インドミナスの歯の数はTレックスと同等であり、歯の数が少ないというのは変です。

最初はこれが誤訳なのではと言われていましたが、実際は最後のシーンでグレイがモササウルスに対して「歯が88本あった」というセリフがあるので、歯の数がインドミナス<Tレックスということではなく、インドミナス<モササウルスという意味だと思います。

「ジュラシック・パーク」からのオマージュシーン

・ジュラッシク・ワールドのゲート:木製の巨大なパークの入り口のゲートは前作のものを、ジュラシック・ワールドに変えだけでイメージはそのまま。

・ジュラシック・パークのTシャツ:コントロールルームで働いているロウリーが着ているのはジュラシック・パークのロゴが入ったもので、作中でロウリーも言及している。

・ヘンリー・ウー博士:「ジュラシック・パーク」で恐竜の遺伝子を研究していたウー博士、今作「ジュラシック・ワールド」にも登場し、しかも最恐の恐竜インドミナス・レックスの生みの親になっている。

・ビジターセンター:ザックとグレイがインドミナスから逃げ回り、森の中にあった「ジュラシック・パーク」時代のビジターセンターに逃げ込む、その際パーク時代の品物の残骸が残されています。

まずは「When Dinosaurs Ruled The Earth」の垂れ幕、これはジュラシック・パークのラストでTレックスの咆哮と共に落ちて来る幕、他にもゴーグルや壁画、恐竜の骨格など前作で使われたものが沢山出て来る。

・ザックとグレイが乗るジープ:ビジターセンターにあったジープを修理し乗り込んで逃げるシーンのジープにはジュラシック・パークのロゴがしっかり入っており、パーク時代に使われていたものだと確認できる。

・ラプトルたちに囲まれる:ラストでラプトルたちに囲まれ追い詰められるシーンは前作でも主人公たちが同じシチュエーションに陥っている。

・Tレックス:ラストでインドミナスに対抗させる為、Tレックスをおびき出すが、このTレックスの首に古傷があるのが確認でき、パーク時代の生き残りの、あのTレックスである。

他にも随所に細かいオマージュシーンや物が沢山出て来るので旧シリーズと見比べて見つけるのも面白いかも。

パークの恐竜たち

パーク内の恐竜たちを紹介していこう。

まずは旧シリーズでもおなじみのラプトルたち、体は小さいが俊敏で頭も良い恐竜たち、そして首の長い草食恐竜のブラキオサウルス、背中にトゲを持つステゴザウルス、パーク内の人々に襲い掛かる翼の生えた翼竜プテラノドン、そしてラストに活躍を見せる水中竜のモササウルスなど、この他にもたくさんの恐竜たちがパーク内に生息している。

そして、前作からのTレックス、今回新種のハイブリット恐竜インドミナス・レックス。

さらに、前作その姿からインパクトを残した、エリマキ恐竜のディロフォサウルスは今回ホログラム映像で出てくるので注目してほしい。

最恐のハイブリット恐竜インドミナス・レックス

今回の最恐の恐竜インドミナス・レックス。

インドミナスは博士が、色々な生物のDNAを掛け合わせて生み出された恐竜で、様々な恐ろしい能力を持っている。

まず、恐ろしい外見、鋭い牙と爪に頭と背中に尖ったトゲが生えており、そしてラプトルの遺伝子から受け継がれ、それを誇る人間を欺けるほどの知能、人間を騙す為、わざと爪跡を壁に残し脱走したと見せかけた。

それに、コウイカの遺伝子を受け継ぎ、周囲の環境に合わせて擬態できる能力を持ち合わせ、赤外線を抑制し、赤外線センサーをすり抜ける能力はアマガエルの遺伝子を受け継いだ為だ。

また、食べる為に殺すのではなく、楽しむ為に他の恐竜たちを狩るという残虐性も持ち合わせており、非常に恐ろしい恐竜が誕生してしまった。

映画「ジュラシック・ワールド」の評価とまとめ

シリーズの一作目から22年の時を経て待ちに待って制作された続編、大きな期待を掛けられた作品だが、その期待を裏切らない素晴らしい作品。

CG技術のクオリティも最高で、終始飽きさせないストーリー展開でラストのインドミナスとTレックスの死闘も迫力満点で大満足のこれぞ映画!と感じさせてくれる。

この「ジュラシック・ワールド」は新三部作の一作目として作られ、続編の「ジュラシック・ワールド 炎の王国」も2018年に公開され大ヒットし、その続編の公開が待たれている。

旧シリーズと見比べても面白いし、家族みんなでハラハラワクワクして楽しんで欲しい。

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