大人気コミックマーベルを原作に制作され、全世界で大ヒットを記録した2002年公開の映画「スパイダーマン」。

どこにでもいる平凡な学生ピーター・パーカーが、ある日蜘蛛に噛まれたことで超人的な能力を得る。

幼い頃から恋心を寄せていた隣人メリー・ジェーン・ワトソンにずっと思いを伝えられずにいたピーターであったが、スパイダーマンになったことで彼女との関係を大きく進展させていくと同時に、彼の前に立ちはだかる邪悪な敵に立ち向かっていく!

果たしてピーターは、自分の運命を受け入れ、愛する人を守り、“悪”に打ち勝つことができるのか?

映画「スパイダーマン」の見どころを、あらすじやネタバレ、感想とともにご紹介していきます!

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映画「スパイダーマン」の作品情報

【公開日】
2002年5月11日(日本)

【上映時間】
121分

【監督】
サム・ライミ

【脚本】
デヴィッド・コープ

【出演者】
ピーター・パーカー:トビー・マグワイア
ノーマン・オズボーン:ウィレム・デフォー
メリー・ジェーン・ワトソン:キルスティン・ダンスト
ハリー・オズボーン:ジェームズ・フランコ

映画「スパイダーマン」のネタバレとあらすじとラストシーンや結末

物心ついた頃から隣の家に住むメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)に思いを寄せている高校生のピーターは、気弱な性格の科学オタクであった。

ある日、高校の授業でコロンビア大学自然科学部の研究所見学に参加する。

唯一の友人である、軍需企業の社長を父に持つハリーと共に研究所内を周っていた時、ケースから抜け出した遺伝子操作された蜘蛛に手を噛まれてしまう。

「二人の人物の覚醒」

体調が悪くなったピーターは、自宅に帰るとベン叔父さんとメイ叔母さんの心配をよそに自分の部屋へと足早に上がっていき、そのまま床に倒れこんだ。

ハリーの父ノーマンの経営するオズコープ社では人体強化薬の開発が進められていたが、思うように成果が出ず、軍からの研究資金の供給ストップの危機にあった。

そこでノーマンは自ら人体実験を行うことを決める。

真夜中の研究所で、実験に反対するストローム博士を助手とし、ノーマンは薬を投与する。

筋力は強化されたものの副作用で凶暴性を持つ人格が生まれてしまい、その場で博士を殺害してしまう。

翌朝、目が覚めたピーターは体の異変に気付く。

悪かった視力は回復しており、体はムキムキになっていた。

さらに学校では手に物が貼りつき、手首からは糸が飛び出し、更にはいじめっ子のフラッシュを簡単にノックアウトしてしまった。

驚いたピーターが学校を飛び出し、路地裏で自分の手を見ると、蜘蛛に噛まれた場所は赤く腫れあがり指には無数の小さな触手のようなものが生えていた。

そのまま壁に手を当てよじ登り屋上まで行くと、建物から建物へと飛び移っていった。

自宅の床で倒れていたノーマンのもとに、ストローム博士が殺害され、さらに飛行用グライダーとスーツが盗まれたという報告が入り、ノーマンはショックを受ける。

彼は、昨夜からの記憶をなくしていた。

夜が更け、帰宅したピーターが裏庭にごみを出していると、MJと鉢合わせ、お互いの夢について語る。

MJの気を引くため、ピーターは車を買うために賞金目当てで地下格闘技の大会に出場することにする。

「おじさんの死」

大会当日、図書館に行くと嘘をつきベンおじさんの運転で送ってもらったピーターは、車中で父親ぶる叔父さんと口論になり車を降りる。

そして車が見えなくなると、会場へと向かった。

自分の番が来てリングへと上がったピーターは相手をすぐにノックアウトしたが、屁理屈を言われて少しの賞金しか渡されなかった。

そこへ強盗が押し入り、金を盗んで逃走しようとするが、ピーターは腹いせから強盗を捕まえずに逃がす。

そのまま地上へ出て、迎えに来る叔父さんのもとへ向かうと人だかりができており、その中心では叔父さんが銃で撃たれて倒れていた。

ピーターは叔父さんの手を握るが、叔父さんは息を引き取る。

激しい怒りにかられたピーターはビルをよじ登り、蜘蛛の糸を出しながらビルの合間を縫うようにして、叔父さんを撃ち車を奪って逃走している犯人を追いかけた。

犯人を建物に追いつめ顔を見ると、なんとその男は先程自分が見逃した強盗であった。

ピーターは一瞬たじろぐが、男の銃を奪った。

すると男は足を引っ掛けて自ら窓から転落した。

ピーターは自宅へと戻り、メイ叔母さんと共に悲しみに暮れた。

「スパイダーマン」

飛行スーツを開発し、軍との契約まであと一歩だったクエスト社の実験中、緑のゴブリンの仮面とスーツを身につけグライダーで飛んできた何者かが襲撃し、クエスト社のスーツと実験を視察していた将軍らを爆破していった。

ピーターは、高校を卒業し、ハリーと共にニューヨークへと移り住む。

そして、自分の得た力に伴う責任を果たすため、赤と青のコスチュームに身を包んだスパイダーマンとなって、街中の強盗などを捕まえていった。

さらに、表の顔として大学生でありながら、新聞社「デイリー・ビューグル」にスパイダーマンの写真を売るカメラマンとして生活を送った。

クエスト社の資本立て直しによりオズコープ社は買収されることとなり、ノーマンは役員会の満場一致により社長の座をクビとなる。

その数日後、オズコープ社の調和の祭典が開かれた。

会場にカメラマンとして来ていたピーターは、バルコニーでMJといたハリーと目が合い気まずくなる。

そこへグリーンゴブリンがグライダーでやってきて、役員たちのいる建物を爆破した。

バルコニーにいたハリーは気を失い、MJは今にも崩れそうなバルコニーにしがみつく。

ピーターは急いでコスチュームへと着替え、ゴブリンと戦い、グライダーを破壊した。

そして崩れたバルコニーからMJを救出して、少し離れた建物に彼女を降ろした。

グリーンゴブリンは、故障したグライダーで去っていった。

「ゴブリンの勧誘」

自宅にいたノーマンに、突然何者かが話しかけてきた。

ノーマンは声のする方へと向かい、後ろを振り返った。

そこには眉間にしわを寄せ、不気味な笑みを浮かべている自分の姿が鏡に映っていた。

鏡の中のノーマンは人体強化薬によって生まれたもう一人の人格であり、ノーマンの心の奥底の欲望を叶えるために彼の体を乗っ取ってグリーンゴブリンとなり、数々の事件を起こしていた。

彼は、ノーマンにスパイダーマンを仲間にするよう指示をする。

ピーターは「デイリー・ビューグル」の社長のもとを訪れていた。

そこへグリーンゴブリンが襲撃し、スパイダーマンとなったピーターが立ち向かったが、睡眠ガスでピーターは眠らされ、連れ去られてしまう。

ビルの屋上で目を覚ましたピーターに、グリーンゴブリンは仲間になり協力するよう持ち掛け、「考えておけ!」と言い去った。

ピーターは、女優オーディションを終えたMJに会いに行き、少し話して別れる。

しかし、去っていくMJを目で追っていくと、チンピラ集団がMJのあとを追っていくのが見え、ピーターはスパイダーマンとなり追いかけた。

そして路地裏で襲われていたMJを助け、糸で逆さの状態でぶら下がってMJの目の前に現れた。

「あなたは誰なの?」

「ずっと一緒にいたさ。」

「お礼がしたいわ。」

MJはそう言うと、顔のマスクを少しだけめくりキスをした。

ピーターはそのまま雨の中へと消えていった。

数日後、街の一角にあるマンションで火事が起こる。

そこへスパイダーマンが駆け付け、取り残された赤ん坊を救出した。

また建物から悲鳴が聞こえ、ピーターは中へと戻るとそこにはグリーンゴブリンが待ち構えており、この間の答えを問う。

ピーターが仲間にはならないと伝えると、グリーンゴブリンは攻撃を仕掛け、ピーターは腕に大きな切り傷を負いながらその場から逃げ去った。

「バレた正体」

その少し後、ピーターの自宅でメイ叔母さん、ハリー、MJ、ノーマンと共に感謝祭のパーティーが開かれていた。

食事中、メイ叔母さんがピーターの腕の傷に気づき言及すると、ノーマンはその傷を見てピーターがスパイダーマンであると悟り、家を去る。

そのままハリーとMJも口論となってしまい、お祝いは中止となってしまう。

自宅へと戻ったノーマンは、もう一人の自分にどうするべきかを問う。

もう一人のノーマンは、心を攻めるよう指示した。

そしてその夜、グリーンゴブリンはメイ叔母さんを襲撃し、叔母さんは病院へと運ばれた。

病院へと駆け付けたピーターは、グリーンゴブリンに自分の正体がバレたと確信する。

翌朝、ピーターが看病をしているとMJが見舞いにやってくる。

ピーターの話を聞き、MJが彼の手を握るとハリーもちょうどやってきて、目撃されてしまう。

落胆したハリーは父親のもとへ行き、ノーマンはMJをさらいピーターをおびき出すことを決意する。

夜になり、ピーターがMJに電話を掛けるとグリーンゴブリンが出る。

「最終決戦」

ピーターがクイーンズボロ橋に到着すると、片手にMJ、もう片手に子供たちが乗ったロープウェイのロープを持ったグリーンゴブリンが待ち構えていた。

グリーンゴブリンは両手を放した。

ピーターはMJに向かってダイブし、彼女を抱えるとそのままロープウェイの方まで行きロープを掴んで橋に向かって糸を出した。

ピーターはMJにロープを伝ってロープウェイまで行くよう言い、彼女は降りていった。

必死でロープを掴むピーターにグリーンゴブリンは攻撃を加えるが、橋の上の市民たちの妨害もあり何とか救出船の上にロープウェイを着地させた。

しかし、グリーンゴブリンはピーターの体に縄を巻き付け、グライダーで川沿いの廃墟まで飛んでいき彼を放り投げた。

起き上がったピーターに爆弾を投げつけ、殴る蹴るの猛攻を加えていく。

しかし、MJを罵倒する言葉がピーターの怒りに火をつけてしまい、ピーターが倒したレンガの壁の下敷きにされてしまう。

何とか中から這い出たが、今度はピーターからの猛攻を受け叫んだ。

「待ってくれピーター!私だ!」

グリーンゴブリンはマスクを取り、ピーターの方を見つめた。

「オズボーンさん!あなたが…」

「私じゃない!ゴブリンがそうさせてたんだ!助けてくれ。私はずっと君の父親のつもりでいたんだ。」

ノーマンはそう言いながら、そっと腕のボタンを押した。

ピーターの背後では、グライダーが刃をピーターに向けながら浮かび始めた。

「僕の父親はベン・パーカーだけだ。」

その言葉でノーマンはピーターを睨んだ。

「さらばだスパイダーマン。」

その言葉と同時にグライダーがピーターに向かって飛んできた。

ピーターは宙返りをしてかわすと、グライダーはそのままノーマンの下腹部へと突き刺さった。

「ハリーには言うな…。」

ノーマンはグライダーが突き刺さったまま力尽きた。

ピーターはノーマンの遺体を抱え、彼の寝室に寝かせた。

そこへハリーが部屋に入ってきて、目を見開く。

「父に何をした!」

ハリーが銃を取り出して向けると、すでにスパイダーマンはいなくなっていた。

「エンディング」

後日、ノーマンの葬儀が行われ、そこでハリーはピーターにスパイダーマンの仇を撃つことを誓った。

「僕の残された家族は君だけだ、ピーター。」

そう言い残し、ハリーは去っていった。

ピーターは、彼の後姿を複雑な表情で見つめた。

ピーターがベン叔父さんの墓の前に立っていると、MJがやってきた。

MJは、ピーターのことを愛していると伝える。

ピーターは、友達のままでいると答えた。

彼は、自分の運命を受け入れ、スパイダーマンとしての責任を果たすため愛する者たちを守っていくことを誓ったのであった。

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映画「スパイダーマン」の感想と考察

【スパイダーマンの超個性的な能力】

マーベル作品と言えば、個性的な能力を持ったヒーローたちがその能力をふんだんに発揮していくのですが、今作のスパイダーマンの能力も特徴的で、彼の魅せるアクションからは目を離せません。

その能力は“蜘蛛”そのもので、壁をよじ登り、ビルからビルへと飛び移り、手から出す糸で街を縦横無尽に飛び回っていきます。

彼のようにビルの間を自由に飛び回れたら朝の渋滞のストレスもなく、壁をよじ登れればぎゅうぎゅうのエレベーターに乗る必要もない!笑

なんとも羨ましい能力です!!

もしスパイダーマンの力を手に入れたら、あなたならどんなことをしてみたいですか?

【個性的なキャラクターたち】

今作品に登場するキャラクターたちは個性派ぞろいで、観る人によって好きなキャラクターは大きく分かれると思います。

私のお気に入りは、「デイリー・ビューグル」のジェイムソン社長です!

彼の弾丸トークと、息をするように部下たちを罵倒していく姿、そして二転三転していく発言。

実際にこんな上司に当たったら嫌ですが、彼と社員たちの会話はまるでショートコントでも見ているかのようで、是非注目してみていただきたいです!

【主人公ピーターの心の葛藤】

主人公ピーターの高校、大学生活は、蜘蛛の力を手に入れたことでハッピーというわけにはいきません。

大きな力に伴う責任に対する複雑な思いや、MJへの想い、親友ハリーとのすれ違いなど、私たちと何ら変わらない様々な葛藤と共に成長していきます。

そんな彼の姿に共感する方も多いと思います。

スーパーヒーローでありながら、日常生活で不器用にもがいていく青年の物語でもあり、この映画の大きな見どころの一つでもあります。

映画「スパイダーマン」の評価とまとめ

私個人的に幼い頃からお気に入りの作品であり、かっこいいヒーローにあこがれながらも、人生そんなにうまくはいかないと教えられた作品でもあります。

良いことも悪いことも少し偶然が重なりすぎ!と観ていて思う部分もありますが、とても分かりやすいストーリーで、大人から子供まで楽しめる作品となっております。

完璧なヒーローではなく、スパイダーマンになっているとき以外はむしろ失敗続きの人生を歩んでいる主人公にも親近感が持てますね。

そんな不器用な青年がスパイダーマンとして、そして一人の男として成長していく姿を、是非ご覧になっていただきたいです!

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