映画史に名を残す名作中の名作「ターミネーター」。

世界中で絶大な人気を誇り、2019年にはの正統な続編として「ターミネーター ニューフェイト」が公開され話題となりました。

そんな大人気シリーズの原点ここにあり!

自我に目覚めたAI「スカイネット」が人間を支配する未来。

重要人物であるサラ・コナーを抹殺するため、スカイネットは一体の殺人マシーン「ターミネーター」を過去へと送り込んだ。

サラのたった一つの使命は「生き延びること」。

慈悲も情けもない冷酷な殺人マシーンが、まだ大学生のサラへと容赦なく襲いかかる!

果たして、無事彼女はターミネーターとの戦いに勝利し、人類の未来を救うことができるのか!?

アーノルド・シュワルツェネッガー主演のSF超大作「ターミネーター」のネタバレあらすじや感想考察と評価など、総合的な情報をお届けします。

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映画「ターミネーター」の作品情報

【公開日】
1985年5月25日(日本)

【上映時間】
108分

【監督】
ジェームズ・キャメロン

【脚本】
ジェームズ・キャメロン
ゲイル・アン・ハード

【出演者】
ターミネーター:アーノルド・シュワルツェネッガー
サラ・コナー:リンダ・ハミルトン
カイル・リース:マイケル・ビーン

映画「ターミネーター」のあらすじとネタバレ

2029年、世界は軍事防衛システム「スカイネット」と人類の間での戦争の真っ最中であった。

1997年にスカイネットが始動すると、人類を敵とみなして攻撃を始め、わずかに生き残った人類は「抵抗軍」を組織し、スカイネットに立ち向かった。

スカイネットは、抵抗軍排除のため人型殺人マシーン「ターミネーター」を開発し人類に絶望を与えるも、戦況は次第に逆転していき、スカイネットは窮地に立たされた。

背水の陣となったスカイネットは、一体のターミネーターを過去へと送り込む…。

1984年

1984年、真夜中のロサンゼルスに一つの眩い閃光が走る。

閃光の中から球体のようなものが発生し、その球体から裸体の大男が姿を現す。

大男は辺りを見回すと、近くにいた不良グループに近寄る。

「服をよこせ。今すぐにだ。」そう言うと、ナイフで襲い掛かってくる不良たちを殺害し、服を奪った。

同じ頃、ロサンゼルスの少し離れた路地裏にも同様の閃光が発生し、少しやせ細った男が姿を現す。

痛みに悶えながら、男はホームレスのズボンを奪い、駆け付けた警官から拳銃を奪って問いかけた。

「今日は何年の何月何日だ?」 しかしすぐに別の警官が到着し、ショッピングセンターへと逃げ込む。

そこで上着と靴を着、外へ出て停めてあったパトカーからライフル銃を盗み、人ごみへと紛れた。

サラ・コナー

ハンバーガーショップでウェイトレスをしている大学生のサラ・コナーは週末の夜、恋人スタンが予定をドタキャンしたためルームメイトのジンジャーとその彼氏を家に残して一人バーで過ごすことにする。

サラがバーのテレビを眺めていると、自分と同姓同名の女性が二人殺害されたというニュースを目にし、店にあった電話帳を確認した。

電話帳では、自分がロサンゼルス在住の三人目のサラ・コナーであり、心配になったサラは外へ出る。

すると後ろから一人の痩せた男が尾行してきて、サラは通りかかったクラブへと逃げ込み、警察に電話を掛けた。

その頃、大男は三人目のサラ・コナーの自宅へと到着した。

部屋へと押し入ると、ジンジャーとその恋人を殺害し部屋を物色した。

その時、留守電メッセージが入った。

「ジンジャー、サラよ!男につけられてるの。今、クラブテクノアールというところにいるわ。助けて!」

ジンジャーに留守電を残した後、ようやく警察と電話がつながり、サラは警察の指示で店の中でパトカーを待った。

不安で俯いていたサラが顔を上げると、目の前で大男が自分に銃口を向けていた。

すべてを悟ったサラだったが、突然店の奥から自分をつけていた男が大男にライフル銃を何発も発砲し、大男はその場に倒れた。

ターミネーター

倒れた大男はすぐに立ち上がり、銃を乱射した。そして逃げるサラを見つけると照準を合わせたが、そこに再び痩せた男が発砲し、大男は店の外まで吹き飛んだ。

あっけにとられ倒れているサラに男は叫んだ。

「生きたければ一緒に来るんだ!」サラは立ち上がり、男と一緒に裏口から店を出て裏路地を全力で走った。

大男もまたすぐに立ち上がり、逃げる二人を追いかけた。

二人は停めてあった車に飛び乗り、街中を走り抜けて立体駐車場へと入った。

そこで男が成り行きを話し始める。

「俺はカイル・リース。君を殺人マシン「ターミネーター」から守るため、未来から送られてきた。

ターミネーターは、中身が機械で外側が人間の細胞で覆われていてとても頑丈だ。

理屈も情けも通用しない。」カイルは、数年後に核戦争が勃発し、機械が世界を支配することを伝えた。

「でも何故私が狙われるの?」

「ある日、一人の男が現れ、生き残った人々を指導し抵抗軍を組織した。そして彼の指導により、人類は機械をガラクタに変えた。その男の名はジョン・コナー。まだ生まれていない君の息子だ。」

ターミネーターは、奪ったパトカーの警察無線で二人の位置情報を得て、駐車場に向かった。

そして、一台の車のエンジンがかかった音を聞き、ライフル銃を向けた。

一台のパトカーからの銃撃を受け、カイルは車を加速させる。

パトカーを見ると、中にはターミネーターが乗っていた。

カイルは駐車場を抜け高架下を走りながら、並走してくるターミネーターに銃で応戦した。

壁で行き止まりとなっている手前でカイルたちの車は急ブレーキをかけた。

ターミネーターが乗るパトカーはそのまま壁に激突した。

それと同時に、何台ものパトカーが押し寄せてきて、二人はパトカーに乗せられた。

カイルがターミネーターが乗っていたパトカーを見ると、中はすでにもぬけの殻となっていた。

警察署

警察署へと連れてこられた二人は、別々に聴取を受ける。

サラは被害者ということで、警察の保護を受け署内で夜を明かすことになる。

一方、カイルは犯罪心理学者のシルバーマン教授に戦争の話を訴えるも、精神異常とみなされ監禁された。

腕と目を被弾したターミネーターは空きアパートに侵入し、はさみとメスを使って潰れた眼球を取り除いた。

眼球がなくなった部分からは、銀色の金属骨格と赤く光る眼が覗いていた。

サングラスをかけ、サラたちのいる警察署へと向かった。

サラがソファで眠っていると、大きな音がして目が覚める。

そして次第に銃撃音がし始め、サラは机の下に隠れた。

しばらくすると、部屋のドアが開き、自分の名を呼ぶカイルの声が聞こえた。

サラは机から出てカイルと共にターミネーターに見つからぬよう署から抜け出し、車で逃走した。

大量の警官を殺害するも二人に逃げられたターミネーターは、署を後にした。

恋に落ちる二人

二人は町はずれの山奥で一夜を過ごし、遠く離れた町のモーテルで部屋を借りた。

カイルは買い物に行くと言い、外へ出た。

ターミネーターは、サラの部屋から持ち出した電話帳に書かれた住所を見て、サラの母親のもとへ向かう。

そして、サラからの電話に、サラの母親の声で応答し、サラたちの現在地を聞き出した。

大量の薬品を買ってきたカイルは、爆弾をいくつか作ってターミネーターの襲撃に備えた。

その夜、カイルの壮絶な幼少期や生活を聞き、サラは同情する。

そして二人はそのまま恋に落ち、一夜を共にする。

まだ夜明け前の時刻、モーテルの番犬が突如吠え出し、二人は急いで裏から外へ出る。

モーテルに到着したターミネーターは、二人の部屋のドアを蹴り開けると銃を乱射するも二人はいない。

エンジンのかかる音がして外を見ると二人が車で逃走するのが見え、すぐさまバイクで追った。

カイルの爆弾をかわしながら、ターミネーターは銃を放ち徐々に追い詰めていった。

カイルは爆弾で攻撃を加えるが一発被弾してしまい、それを見たサラが車でバイクを弾き飛ばした。

ターミネーターはバイクから落ち、反対車線の大型トラックに轢かれてしまう。

二人の車も歩道に乗り上げた衝撃で横転した。

ターミネーターは折れた足を引きずりながら大型トラックのドライバーを始末し、乗り込んだ。

そしてトラックを切り返し、サラたちの車へと加速させていった。

サラはうなだれるカイルを車から引きずり出し走って逃げるも、負傷したカイルに一人で逃げるよう言われ、一人走る。

カイルは、トラックがカーブで減速したタイミングでトラックの排気管に爆弾を投げ込み、自身はごみ箱の中に飛び込んだ。

数秒後、トラックは大爆発を起こした。

工場

カイルはごみ箱から這い出てサラののもとへ向かった。サラも無事で、ようやく終わったと二人は抱擁する。

しかし、燃え盛る炎の中から人間の皮膚が溶け、銀色の骨格を露わにしたサイボーグが立ち上がり、二人は側の工場へと逃げ込んだ。

二人はまだ従業員のいない工場内を逃げ回るが、とうとうターミネーターと鉢合わせてしまう。

サラに逃げるよう言いカイルは落ちていた鉄棒でターミネーターを殴るが、逆に殴り飛ばされてしまう。

倒れたカイルは最後の力を振り絞り、側を歩くターミネーターの腰に爆弾を挟んだ。

ターミネーターは抜き取ろうとしたが、時既に遅く爆弾が爆発した。

カイルとターミネーターは吹き飛んだ。

サラはカイルのもとに走ろうとするが、太ももに激痛が走る。

見ると、太ももには吹き飛んだターミネーターのパーツが刺さっていた。

サラはパーツを抜き取り、カイルのもとに這いつくばった。

カイルはすでに息絶えていた。

サラが悲しみに暮れていると、突然胴体だけになったターミネーターの腕が伸びてきた。

驚いたサラは地面を這いながら逃げる。

胴体だけのターミネーターも腕を使ってサラに迫ってくる。

サラはベルトコンベアを抜け、プレス機の中をくぐっていって安全バーを閉めた。

まだプレス機の中にいたターミネーターはバー越しに腕を伸ばし、サラの首を掴もうとするが、サラはプレス機の作動スイッチに手を伸ばした。

「あんたの負けよ、バケモノ!」プレス機が下に下がっていき、ターミネーターは押しつぶさた。

ぺちゃんこになった顔の赤い目が発する光は、次第に消えていった。

その後サラは、駆け付けた救助隊によって病院へと運ばれた。

エンディング

砂漠の一本道を、サラはもうすぐ生まれてくる息子に向けてメッセージを録音しながら車を走らせていた。

「あなたは、カイルが父親だと知ったら彼を過去に送るのかしら。彼を送らないと、あなたは存在しなくなる。複雑ね。でも、一つだけ言わなくちゃいけないことがあるわ。カイルと過ごした時間は短かったけど、一生分愛し合った。」

サラはガソリンスタンドに入った。

給油していると、男の子がスペイン語で何か言ってくる。

「何て言ったの?」サラはスタンドのオーナーに聞いた。

「嵐が来ると言っています。」サラは険しい表情で遠くの空を見つめた。

「ええ、わかってるわ。」サラはスタンドを出て、嵐に向かって車を出発させた。

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映画「ターミネーター」を見た感想や評価

さすがは名作と呼ばれるだけあって、公開から30年以上がたった今も色あせることのない素晴らしい作品です!

まず何といってもストーリーが良い!

未来から自分の息子の部下がやってきて、実はその人が息子の父親となり、最後は自分のために死んでゆく。

サイボーグを題材とした作品ですが、壮大なヒューマンドラマでもあり、涙なくして観ることは出来ません。

また、ヒーロー役の多いシュワちゃんが悪役なのですが、いつも見る熱く燃えるシュワちゃんとは全く違い、その表情はまさに無。

何の感情も持たず、サラを地の果てまでも追ってくる姿は本当に怖かったです。

迫り来る恐怖とは、まさにこのことですね。

何度見ても楽しめる、非常に心に残る一作でした!

上記しましたが、とにかくストーリーが素晴らしい!

ジョンの父親となるカイルが過去に行ったことによって、未来につながる重要なイベントが発生していきます。

果たして、タイムスリップがなかったらジョンは存在しなかったのか?

ジョンが生まれ、機械に勝利することは必然であったのか?

これは、観た人によって様々な捉え方ができると思います。

単純ながらとても深い内容で、色々なことを憶測しながら楽しめる作品であると感じました。

あなたはどう感じましたか?

技術と低予算

もともとこの作品はB級映画として製作されたようですが、低予算であったため工場でのラストシーンなどは特に美しいとは言い難いです。

しかしそれが逆にターミネーターの動きに不気味さを増し、恐怖を倍増させます。

もし今の技術でCGなどを駆使して作られていたとしたら、恐らくあそこまでの“味”を出せていなかったかもしれません。

当時の技術と低予算であったことが、この作品をさらに魅力的にしたと思います。

是非、エンドスケルトンを露わにしたターミネーターの動きにも注目してみてくださいね!

映画「ターミネーター」の評価とまとめ 

個人的に昔から数えきれないくらい観ている作品で、非常におススメです!

現代ではAI技術が発達して、AIという言葉を聞くたびにこの作品を思い出すのですが、時々このままだとターミネーターの世界のようにAIが戦争を仕掛けてくるのでは?と心配になってしまう時もあります。

そんな発想を30年以上も前に考えて、こんな名作を作ってしまうというのもすごいですよね!

まだ観たことがない方も、何度も観られている方も絶対に楽しめること間違いなしの作品ですので、是非ご覧になってみてください!!

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